2009年7月7日、サムスン電子がヨーロッパの各地から100名を集めてダンスイベントを開催。音楽再生機能が充実した携帯電話「BEAT DJ」のプロモーション。参加者はそれぞれヘッドホンで音楽を聴きながらダンス。携帯電話に電話がかかってきたりテキストが送られてきたりして音楽が妨げられたら、そこで失格。したがって、参加者はソーシャルメディアなどを使用して、当日は自分の携帯電話に連絡しないように仲間に依頼。最後まで残った勝者は、賞金1万ユーロおよびスウェーデンの歌手とのディナーを獲得。このサイレントディスコはオンラインでも中継。
ザトレードデスクのレポートによると、消費者は「ウォールドガーデン(Walled Gardens)」より「オープンインターネット(Open Internet)」の利用時間が長く、ウォールドガーデンに広告費を集中させると機会を損失する可能性があるという。 オープンインターネットの未来 | The Trade Desk https://www.thetradedesk.com/jp/open-internet その指摘に間違いはない。しかし、もし「オープンインターネットはウォールドガーデンよりよいもの」と読み解くならそれは間違いで、オープンインターネットとウォールドガーデンのそれぞれに長所があると理解すべきだろう。「オープン」という言葉には、開放的で、民主的で、透明な印象があり、一方の「ウォールド」という言葉には、閉鎖的で、独占的で、不透明な印象がある。そのせいか、ウォールドガーデンが悪者扱いされることがあるが、ウォールドガーデンではプラットフォームが利用環境やデータを集中管理しているからこそ、ブランドは正確に、安全に、容易にマーケティングを行えている。 先日たまたま見かけたビデオで、ウォールドガーデンとオープンインターネットの長所短所を整理しているシーンがあるので紹介しておく。オープンインターネットの短所を要約すると「Not Easy」だ。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000035203.html