スキップしてメイン コンテンツに移動

行動ターゲティング広告は文脈連動広告より効果的?

2007年9月12日、レベニューサイエンスはインターネット広告に対する消費者の受容性についての調査結果を明らかにした。調査報告書はレベニューサイエンスのウェブサイトから請求できる。これはAOLと共同でジュピターリサーチに委託したアンケート調査で、2007年4月に2,035名のインターネット利用者を対象に実施された。それによると、行動ターゲティング広告の受容度は文脈連動型広告の受容度を上回った。広告の受容度の測定方法は明記されていないが、「行動に沿った広告を受け取りたいか」「文脈に沿った広告を受け取りたいか」といった質問を何段階かで回答させたと推測される。レベニューサイエンスは「文脈連動型広告より行動ターゲティング広告が効果的であることが確認された」と結論付けているが、そもそも両者の効果を同列で比較する必要はあるのか。また、このようなアンケートで比較することは間違っているのではないか。
------------------------------
Behavioral Targeting & The Purchase Funnel Opportunity
http://www.revenuescience.com/site/contact-jupiterresearch.asp
------------------------------

このブログの人気の投稿

ツイッターでの会話量と売上に相関

ツイッターがアメリカで25個のブランドについて調査したところ、ツイッター上の会話量と売上には正の相関があった。最も強い相関のあったブランドでは、会話量が10%増加すると売上が2.6%増加した。 The impact of conversation https://marketing.twitter.com/en/insights/the-impact-of-conversation

データクリーンルームとは

電通デジタルの三谷壮平氏が、データクリーンルームを解説。 Ads Data Hubとは何か?その活用の可能性を探る(第1回) https://www.dentsudigital.co.jp/topics/2021/1005-001050/ Data Clean Roomの魅力と、最大限にその価値を引き出す活用のポイント(第2回) https://www.dentsudigital.co.jp/topics/2021/1012-001058/ 電通デジタルのData Clean Roomソリューション(第3回) https://www.dentsudigital.co.jp/topics/2021/1026-001073/ Data Clean Roomと外部データを連携した分析のさらなる広がり(第4回) https://www.dentsudigital.co.jp/topics/2021/1102-001086/ 以下は要約。 データクリーンルームは、広告プラットフォーム事業者の提供する次世代型レポーティングの仕組み。プラットフォーム側が用意したクラウド環境上で、プラットフォーム内部の広告配信ログデータに外部データを掛け合わせて分析できる。 重複リーチの分析、プラットフォーム保有属性での分析、独自指標でのアトリビューション分析、最適予算配分の分析などに利用できる。 広告をクリックしてウェブサイトに来訪する以前のインプレッション情報(プラットフォーム内にしかない広告接触データ)を分析できることが価値。 データクリーンルームについては、電通の前川駿氏による発信も目立つ。

アメリカの新聞社、広告収入減少の予測

オンラインの広告収入が増加しても、紙の収益悪化を埋め合わせできず。不況によりオンラインの広告収入も減少が見込まれる。新聞社の広告収入は、2008年に16.4%、2009年に15.9%と、2年連続で急減する見込み。少なくても2012年までは減少傾向が継続するという。日本はどうか。