メディアメッシングの実態はインタビューや日記法では解明できないので、観察法を活用すべきだという。これは観察法による分析結果。ちなみに、メディアメッシングはコンカレントエクスポージャー(concurent exposure)とも呼ばれるらしい。ただし、メディアメッシングはコンカレントエキスポージャーよりも消費者の能動的な意思を感じるし、時間差のメディア横断行動も含む概念ではないだろうか。類義語は、マルチメディアタスキングやメディアジャグリング。
IABが、コネクテッドテレビを含む各種デジタルビデオ広告チャネルの統合プランニングを指南する「Unified Media Planning Playbook」を公開。チャネルごとに断片化された仕組みやデータを完璧に統合することはできない状況を受け入れ、柔軟に現実的な統合を目指すことを勧めている。何か画期的な手法を紹介しているわけではない。統合をパッチワークに例えて、「If we can’t eliminate the seams, we can at least make them hold.」(縫い目をなくすことはできなくても、ほつれないようにはできる)と結んでいる。 Unified Media Planning Playbook https://www.iab.com/guidelines/unified-media-planning-playbook/