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4月, 2006の投稿を表示しています

バイブラントメディアに競合

バイブラントメディアといえば、編集コンテンツ内のキーワードをクリッカブルな広告にすることで知られる。2006年4月25日、新興企業コンテラは同じ手法の広告サービスの開始を表明、26日から28日にサンフランシスコで開催されたアドテックでもブースを開設したようだ。

クッキーに対する抵抗は和らぐ傾向

2006年4月27日、レベニューサイエンスはポネモンインスティチュートと実施した調査結果を発表した。1,700名のインターネット利用者に対する調査。クッキーを「とても頻繁に削除する」と回答したひとの割合は8%で、2004年調査の18%から10ポイント下回った。クッキーを「まったく削除しない」と回答したひとの割合は24%で、2004年調査の11%の2倍以上となった。

マイクロソフト、ゲーム広告のマッシブを買収か

2006年4月26日のウォールストリートジャーナルのスクープ。マイクロソフトは、ゲーム広告ネットワークを展開するマッシブを2億ドルから4億ドルで買収する準備をしているという。マイクロソフトが開発中のアドセンターからXbox Liveの広告を売買できるようにするには、マッシブの知見が必要なのではないかと推測されている。

クリップマートが広告を展開

いつのまにかロゴを変更していたクリップマート。初めて雑誌広告とインターネット広告を展開しているらしい。タグラインは次のとおり。"Change Channels. Put Your TV Spots Where They Belong. Online." ------------------------------ Klipmart - Change Channels http://www.klipmart.com/changechannels/ ------------------------------

インターネット広告効果測定に新システム

2006年4月26日、インサイトエクスプレスとマーケティングエボリューションは、インターネット広告の効果を他メディア、特にテレビ広告のそれと比較しやすくするシステムを発表したようだ。両社サイトでまだ紹介されていないため詳細は不明だが、名称は「ADI Plus」。インサイトエクスプレスの広告効果測定サービス「Ad Insights」とマーケティングエボリューションの広告到達推測サービス「I GRPs」を組み合わせたものらしい。後者は、コムスコアのオーディエンス測定データを分析することによって、インターネット広告のリーチおよびフリークシンシーを地域ごとに算出するもののようだ。日本でも、地域ごとに販売されているテレビ広告と全国に到達するインターネット広告の効果を比較しづらい状況はアメリカと同じ。残念ながら、日本ではそれを無視して両者の優劣を比較している調査が目立つ。

マイクロソフト、Ad-IDの使用に同意

マイクロソフトはデジタルメディア広告のメタデータタギングシステムとしてAd-IDを使用することに同意したという。Ad-IDは、広告主協会にあたるANAと広告業協会にあたるAAAAが2003年から推進しているメディア横断の広告識別コード。

ブルーリチウム、行動ターゲティングツールを公開

2006年4月26日、ブルーリチウムは行動ターゲティングソリューションを公開した。ブルーリチウムの広告配信ネットワークで適用できる。地域ターゲティングや属性ターゲティングなどと組み合わせられるようだ。 ------------------------------ BlueLithium http://www.bluelithium.com/ ------------------------------

ダブルクリック、パブリッシャー向け最適化ツールを開発

2006年4月24日、ダブルクリックは広告のパフォーマンスを最適化するソリューションとして、パブリッシャー向けに「DART Adapt」を公開した。ブランディングにもダイレクトレスポンスにも有効だという。広告のパフォーマンスに基づいてオーディエンスセグメントが形成され、広告ごとに適切なセグメントに配信できるようだ。

サイバーエージェントとファンコミ、アフィリエイトで提携

2006年4月25日、サイバーエージェントはファンコミュニケーションズとアフィリエイト広告分野において提携したことを発表した。サイバーエージェントのアフィリエイト広告サービス「CAP」の計測タグを、ファンコミュニケーションズのアフィリエイト広告サービス「A8.net」でも共用できるようになった。

アドバタイジングコム、ルビオンの技術を採用

アドバタイジングドットコムは、ルビオンのインパーソンストリーミングビデオ技術をリッチメディア広告ネットワークの認可フォーマットに加えたという。アドバタイジングドットコムのリッチメディア広告ネットワークは、2005年12月から始動しており、すでにポイントロールやアイブラスターなどには対応していた。 ------------------------------ Rovion http://www.rovion.com/ ------------------------------

www.tokyoooooooo.net

東京メトロのキャンペーンサイト。ドメイン名に注目。東京メトロには8路線あるから、「o」の数は正しくは8個。ただし「o」が2個から10個までなら、正しいアドレスにリダイレクトされるようになっている。 ------------------------------ ×: www.tokyo.net ○: www.tokyoo.net ○: www.tokyooo.net ○: www.tokyoooo.net ○: www.tokyooooo.net ○: www.tokyoooooo.net ○: www.tokyooooooo.net ◎: www.tokyoooooooo.net ○: www.tokyooooooooo.net ○: www.tokyoooooooooo.net ×: www.tokyooooooooooo.net ------------------------------

オグルヴィと日広、新会社ネオ・アット・オグルヴィを設立

2006年4月20日、オグルヴィ・ワン・ジャパンと日広はオンラインメディアのプランニングとバイイングおよび検索エンジンマーケティングを行う新会社を設立したと発表した。新会社名は、ネオ・アット・オグルヴィ。 ------------------------------ ネオ・アット・オグルヴィ http://www.ogilvy.co.jp/neo/ ------------------------------

新聞のデル

2006年4月18日の朝日新聞夕刊に、検索を呼びかけるデルの広告。「新聞広告掲載パッケージ(4/20までの期間限定)は、インターネットで「新聞のデル」を検索してください。」というコピーと、検索ボックスのイメージ。単純にアドレスを掲載するよりも、アクセスを後押しする力がありそう。

地底人は誰?

検索エンジンで「地底人は誰?」と検索すると、富士通FMVのウェブサイト「地底tv」にたどり着く。テレビ広告と連動した仕掛け。地底人の正体をあばくゲームは、テレビ番組「新婚さんいらっしゃい!」のようにパネルをめくっていくもの。テレビでは古い手法だろうがオンラインでは新しい感じがする。ただ、正体をあばいたときの意外感がなくて残念。

ピンキーモンキーがミクシィにアカウント開設

フレンテ・インターナショナルによるオフィシャルアカウント。2006年4月7日から7月31日までの期間限定。ピンキーモンキーの日記やミクシィ会員限定の発売前商品プレゼントなど。マイミクシィの上限は1,000名なので、現在ではマイミクシィに追加できない。

もっとも視聴する広告は、テレビ、新聞、バナー

NTTレゾナントと三菱総合研究所が実施したオンライン調査より。もっとも視聴する広告をひとつだけ回答してもらう質問において、バナー広告はテレビ広告と新聞広告に次ぐ存在に。39才以下では、テレビ広告に次ぐのは新聞広告でなくバナー広告。

カヌードル、ダウジョーンズにコンテンツ連動型広告

2006年4月11日、カヌードルはダウジョーンズオンラインに対するコンテンツ連動型広告の独占提供で複数年契約を締結したことを発表した。広告配信先はウォールストリートジャーナルオンラインなど。マーケットウォッチでの実績が評価された。この分野におけるヤフーとダウジョーンズの契約は解除された。

CGM向け広告費、2005年は2,040万ドル

2006年4月11日のPQメディアによる発表によると、ブログ、ポッドキャスト、RSSの広告費は、2005年に198.4%拡大して2,040万ドルとなった。2006年には前年を144.9%上回る4,980万ドルに到達する見通し。2010年までに、ポッドキャスト広告の市場規模はブログ広告のそれを抜くとも予測。

DAC、ビデオ広告の接触回数と認知率を調査

2006年4月11日、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムはビデオ広告のフリークエンシーごとの広告認知率を発表した。同社が2006年1月から2月にかけてUSENと実施した調査結果だ。対象となった広告はGyaOで配信した30秒スポット。発表されたのは4社分の数値を総合したもの。それによると、広告認知率はフリークエンシーの増加にともなって上昇する。広告接触8回目あたりから広告認知率の上昇が鈍化、13回目あたりからは上昇が見込めなくなる。ちなみに、この広告認知率は、テレビを通じての認知も含んでいる。また、フリークエンシーはクッキーで判別しているという。

サーバー移転のお知らせ

「インターネット広告のひみつ」は、国内へのサーバー移転作業のため、これより数日間、接続が不安定になることがあります。何卒ご了承ください。サーバー移転後、ブログはパーマリンク(固定リンク)の導入を予定しています。

ヤフーと電通、MLBコンテンツのインターネット権共同事業化

2006年4月3日のメジャーリーグ開幕に合わせて、両社は公式サイト「MAJOR.JP」を刷新した。振り返ると、「MAJOR.JP」が開設されたのは2003年3月。サイバーエージェントが2002年8月に事業権を取得したのがはじまりだった。サイバーエージェントの着眼点と行動の早さは優れていたが、事業を軌道に乗せられず権利を手放したのだった。 ------------------------------ サイバーエージェントがMLB事業から撤退した経緯 http://www.cyberagent.co.jp/company/ceo/2004/0329.html ------------------------------

アイスタイルとDAC、CAも加えて合弁会社

2006年2月に合弁会社設立の合意を発表していたアイスタイルとDACは、2006年4月10日に新会社「アイメディアドライブ」を設立することになった。資本金は2億円で、出資比率はアイスタイルが48.5%、DACが46.5%、サイバーエージェントが5.0%。

カナダのIABがリッチメディア広告標準仕様を発表

2006年4月4日、カナダのIABはリッチメディア広告の標準仕様を発表した。既存の標準仕様に、フローティング広告、トランジショナル広告の仕様が加えられた。また、リーダーボードなどについても、エクスパンドやビデオの規定が加えられた。2006年の後半にはビデオ広告の仕様を決定するという。

博報堂と凸版など4社、ブランディング主体のCRM新会社

博報堂、凸版印刷、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム、アイ・ビー・エムビジネスコンサルティングサービスは、ブランディングを機軸にしたCRM領域ビジネスの新会社「BrandXing(ブランドクロッシング)」を2006年6月に共同設立するという。

ヤフー、クラリア、ソフトバンクがネット広告新会社

2006年4月3日、ヤフーは4月中にクラリアおよびソフトバンクとインターネット広告の新会社を設立すると発表した。クラリアは大手メディアとの提携を4月に発表すると予告していたが、それがヤフー、しかも日本のヤフーだった。ヤフーは新会社について「行動解析を元にしてパーソナライズしたコンテンツ・広告の提供を可能とするシステムの開発およびサービスの提供を行う」としているが、これはクラリアのパーソナルウェブをヤフーが採用するということだろう。同日にクラリアは、ソフトバンクアメリカなどから合計4,000万ドルの投資を受けたことを明らかにした。また、パーソナルウェブのベータ版とともに、機能紹介のデモも公開した。行動追跡用のプラグインをブラウザーに組み込むと機能する。 ------------------------------ PersonalWeb http://www.personalweb.com/ ------------------------------ クラリアが有名なアメリカでは、これらのニュースは日本よりも大きく報道されている。アメリカの各メディアの反応はクラリアの公式ブログで紹介されている。 ------------------------------ Claria Blog http://blog.claria.com/ ------------------------------

グーグル、「Google Local」に広告サービス追加

サービス名はローカルビジネス広告。まだベータ版。アメリカ、カナダ、イギリスのみ。 ------------------------------ Inside Adwords - Get your ad on the map…literally http://adwords.blogspot.com/2006/03/get-your-ad-on-mapliterally.html Google local business ads https://adwords.google.com/select/localbusinessads.html ------------------------------

OPA、オンラインビデオ視聴行動調査結果を発表

2006年3月29日、OPAはオンラインのビデオ視聴についての調査結果を明らかにした。12才から64才のインターネット利用者1,241名に対して2月に実施した調査だ。それによると、インターネット利用者の24%は週1回以上、5%は毎日オンラインビデオを視聴している。ビデオ広告を視聴したことのあるひとの31%は、ビデオ広告を見てウェブサイトを訪問したことがあった。ビデオ広告がきっかけで購入したことがあるひとも8%いた。希望するビデオ広告の長さは、15秒以下が34%、16秒から30秒が28%、31秒以上が39%だった。

CNETでRSS広告掲載開始

2006年3月27日、GMOアドネットワークスは「CNET Japan」のRSSフィードに広告掲載を開始したことを明らかにした。左右468ピクセル×天地40ピクセルのバナー広告が挿入されている。

英国インターネット広告費、2005年に66%成長

2006年3月29日、イギリスのIABは2005年のインターネット広告費を発表した。前年を65.5%上回る13億6,640万ポンド(約24億ドル)となった。総広告費の7.8%に当たる。検索連動型広告が79%、ディスプレイ広告も44%成長した。 ------------------------------ 2005 online advertising spend rockets to £1.4 billion http://www.iabuk.net/en/1/na2006q1adspend2005.html http://www.iabuk.net/en/1/iabknowledgebankadspendadspendfctshtfy2005.html ------------------------------

シボレーが広告制作コンテスト

Carmaker General Motors is asking consumers to create their own ads for an upcoming new Chevrolet truck. Following a product placement turn on the NBC program "The Apprentice", GM unveiled an interactive web site and invited viewers to use various multimedia clips and create their own ad. There is no mention on whether the winning ad will be used as an actual TV spot. Fellow carmaker Toyota announced earlier this year that it would not only seek consumer-generated ads, but would buy air time on the Current TV network for them. (Womnibus Weekly #1.46)

NEC、BIGLOBEを分社化

2006年3月28日、日本電気はBIGLOBE事業部門の7月に分社化すると発表した。電通や博報堂などが第三者割当増資を引き受ける。

マイクロソフト、広告ビジネスに本腰

2006年3月16日から17日にかけて、アベニューエイレイザーフィッシュはクライアントサミットを開催した。マイクロソフトのスティーブバルマー氏は基調講演において、広告ビジネスにかける意気込みを披露した。ハイライトがビデオで公開されている。 ------------------------------ Sixth Annual Avenue A | Razorfish Client Summit http://avenuea-razorfish.com/clientsummit06/ ------------------------------

ペプシサイトにスペシャルコンテンツ

2006年3月28日、サントリーは「ペプシネックス」の発売に合わせてペプシのウェブサイトでスペシャルコンテンツを公開した。「3D NEX」は視覚からダイナミックなシズル感が迫ってくる。「MUSIC x STORY」は制作費不足のためか映像ではないが、それが逆に想像力をかきたてて飲用意向を呼び起こす。「NEX GAME」は単純だが、だからこそクリアできるまではまってしまう。ゲームクリア記念バナーはいくつかのサイズが用意されているとよかった。

NTTドコモ、CAモバイルに出資

2006年3月27日、NTTドコモはシーエー・モバイルに18億円出資すると発表した。シーエー・モバイルの第三者割当増資を3月末に引き受ける。増資後のNTTドコモの出資比率は約10%で、サーバーエージェントに次ぐ第2位の株主となる。

フジテレビの会社概要がAA化

2ちゃんねるにアスキーアートがあっても話題にならないが、ここにあるからこそ話題になっている。もし日本放送協会のウェブサイトがこうなっていたら、もっと話題になっていたはず。文脈と表現の不整合が生み出す気持ちのよい衝撃。

クチコミの動詞「クチコム」

クチコミを広げること。漢字の当て字は「口込む」。初めてその言葉を耳にしたときはびっくりしたが、いつのまにか自分の口からも出てきてさらにびっくり。