7月19日、メーラメーラーが「Email Marketing Metrics Report」を公開。2004年の初回以来、今回で10回目のレポートとなるが、2009年下半期に配信された電子メールのクリック率は過去最大の落ち込みを記録した。2009年上半期までは2%台後半で推移していたが、下半期に1.6%まで急落。この原因のひとつとして、電子メールクライアントのフィッシング詐欺対策の強化が挙げられている。送信者がアドレス帳に登録されているか、受信者がリンクを有効にしない限り、電子メールのリンクを無効にする措置が広まっている。また、リスト疲労、すなわち受信者の興味の喪失も原因として挙げられている。しかし、これらの原因でここまでクリック率が低下するものだろうか。次回以降のレポートも継続して注視したい。
センサータワーが、日本のインスタグラム、フェイスブック、ティックトック、Xの広告費の推計を公開。2023年11月から2024年10月までの12カ月間の広告費について、インスタグラムは26億ドル、フェイスブックは9億ドル、ティックトックは5億ドルと推計している。Xは、広告のインプレッションではティックトックを上回っているが、広告費としてはティックトックの半分程度であることがグラフから読み取れる。あくまで推計であり、各プラットフォームの実際の広告売上は分からない。 2024年日本のデジタル広告インサイト https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000100064.html