7月19日、メーラメーラーが「Email Marketing Metrics Report」を公開。2004年の初回以来、今回で10回目のレポートとなるが、2009年下半期に配信された電子メールのクリック率は過去最大の落ち込みを記録した。2009年上半期までは2%台後半で推移していたが、下半期に1.6%まで急落。この原因のひとつとして、電子メールクライアントのフィッシング詐欺対策の強化が挙げられている。送信者がアドレス帳に登録されているか、受信者がリンクを有効にしない限り、電子メールのリンクを無効にする措置が広まっている。また、リスト疲労、すなわち受信者の興味の喪失も原因として挙げられている。しかし、これらの原因でここまでクリック率が低下するものだろうか。次回以降のレポートも継続して注視したい。
電通デジタルの三谷壮平氏が、データクリーンルームを解説。 Ads Data Hubとは何か?その活用の可能性を探る(第1回) https://www.dentsudigital.co.jp/topics/2021/1005-001050/ Data Clean Roomの魅力と、最大限にその価値を引き出す活用のポイント(第2回) https://www.dentsudigital.co.jp/topics/2021/1012-001058/ 電通デジタルのData Clean Roomソリューション(第3回) https://www.dentsudigital.co.jp/topics/2021/1026-001073/ Data Clean Roomと外部データを連携した分析のさらなる広がり(第4回) https://www.dentsudigital.co.jp/topics/2021/1102-001086/ 以下は要約。 データクリーンルームは、広告プラットフォーム事業者の提供する次世代型レポーティングの仕組み。プラットフォーム側が用意したクラウド環境上で、プラットフォーム内部の広告配信ログデータに外部データを掛け合わせて分析できる。 重複リーチの分析、プラットフォーム保有属性での分析、独自指標でのアトリビューション分析、最適予算配分の分析などに利用できる。 広告をクリックしてウェブサイトに来訪する以前のインプレッション情報(プラットフォーム内にしかない広告接触データ)を分析できることが価値。 データクリーンルームについては、電通の前川駿氏による発信も目立つ。