7月15日、日経広告研究所と日本経済研究センターが2010年度の広告費の見通しを修正。年初には前年度比4.0%の減少を予測していたが、6.2%の増加へ修正。これまでインターネット広告費の数値は非マス媒体としてくくられていたが、今回から予測されるようになった。インターネット広告費は、2009年度は6.1%増だったが、2010年度は17.3%増(上期9.0%増、下期24.1%増)の見込み。
クリエイティブエックスが、クリエイター(インフルエンサー)の制作した広告とブランドの制作した広告を大量に分析したところ、クリエイター広告はブランド広告と比較して、広告に推奨される要件を満たしていなかった。クリエイター広告のうち、冒頭3秒以内にブランドを示しているものは51%で、プラットフォームや配置ごとの推奨秒数に収まっているものは46%で、セーフゾーンを順守しているものは3%だった。クリエイターコンテンツとしての真正性を尊重するとブランドとの適合性は後回しになりがちだが、クリエイターコンテンツを広告として使用するなら広告の推奨要件をもっと満たさないといけない。クリエイター広告は戦術であり、ブランド戦略から外れた戦術であるなら無駄でしかない。 The Creator Paradox Report: Are Creators Really Effective? https://learn.creativex.com/are-creators-really-effective https://www.adweek.com/commerce/nearly-half-of-meta-creator-ads-ignore-key-best-practices/