スキップしてメイン コンテンツに移動

ツイートの反応を高める9つの方法

バディメディアが主要なブランドのツイッターのアカウント320個以上を分析して、効果的なツイートの方法を解明した。
------------------------------
Strategies for Effective Tweeting: A Statistical Review
http://forms.buddymedia.com/whitepaper-form_strategies-for-effective-tweeting.html
------------------------------
ツイートの成功の指標としては、返信率(フォロワー数に対する返信数の割合)、リツイート率(フォロワー数に対するリツイート数の割合)、エンゲージメント率(フォロワー数に対する返信数およびリツイート数の割合)に注目した。公開された報告書を抄訳する。
------------------------------
1. 適切な曜日を見極めてツイートする:
週末のツイートのエンゲージメント率は、平日のそれより17%高い。しかし、それにとらわれずブランドのカテゴリーにとって適切な曜日を重視すべき。
2. 昼間の時間にツイートする:
昼間(7時から20時)のツイートのエンゲージメント率は、夜間(20時から7時)のそれより30%高い。古いツイートはすぐに押し流されてしまうからだ。フェイスブックは逆に夜間のエンゲージメント率が高いので、併用して補完するとよい。
3. ツイートは1日4回以下にする:
1日当たりのツイート数が少ない方が、エンゲージメント率は高い。1日4回以下に抑えるべき。
4. ツイートは100文字以内にする:
100文字以内のツイートのエンゲージメント率は、それ以上のものより17%高い。フォロワーが文字を挿入できる余地を残すこと。
5. ツイートにリンクを挿入する:
リンクを含むツイートのリツイート率は、リンクのないそれより86%高い。リンクはトラフィックを集めるだけでなく、話題を広めるのにも役立つ。
6. URLの前にスペースを空ける:
リンクのエラーの92%は、URLの直前にスペースが空いていないために発生している。リンクは必ずクリックできるように。
7. 2個以内のハッシュタグを含める:
ハッシュタグを含むツイートのエンゲージメント率は、ハッシュタグを含まないそれの2倍。ハッシュタグ2個以内のツイートのエンゲージメント率はハッシュタグ3個以上のそれより21%高いので、ハッシュタグが多すぎるのはよくない。
8. 画像を使用する:
画像へのリンクを含むツイートのエンゲージメント率は、画像へのリンクを含まないそれの2倍。
9. リツイートを依頼する:
フォロワーにリツイートを依頼する文言を含むツイートのリツイート率は、リツイートを依頼しないそれの12倍。「RTして」と省略せずに「Retweetして」と依頼すると、リツイート率は高くなる。
------------------------------
ちなみに、バディメディアは昨年、フェイスブックの投稿の反応を高める方法についても報告書を公開している。今回の報告書はその姉妹版といえる。
------------------------------
フェイスブックの投稿、反応を高める8つの方法
http://blog.netadreport.com/2011/04/8.html
------------------------------

このブログの人気の投稿

Xが広告在庫をグーグルに開放か

X(旧ツイッター)が「Google Ad Manager」を使用して広告在庫の一部を販売するようだ。「ads.txt」に「google.com」が追加された。 X turns to Google to sell programmatic ads as it struggles to regain ad dollars https://adage.com/article/digital-marketing-ad-tech-news/x-turns-google-programmatic-ads-timeline/2515981

電通グループ、フラーと資本業務提携

電通グループがフラーに出資し、フラーは電通グループの持分法適用関連会社に。また、電通デジタルとフラーは業務提携。 フラー、電通グループと資本業務提携を締結し、 モバイルDXの推進に向け電通デジタルとの協業を加速 https://www.fuller-inc.com/news/2024/06/partnership-dentsu フラー社との業務提携を締結し新たなモバイルアプリ市場を創造 https://www.dentsudigital.co.jp/news/release/services/2024-0621-000165

ユーチューブ広告の視聴率、実態と乖離

GPによると、ユーチューブは「ながら視聴」されやすいため広告が注視されづらい。耳だけで聴取されやすい長尺ビデオは、広告管理画面上で視聴率(=視聴回数÷表示回数)が高めになっていて、実際の視聴実態と乖離しているという。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000006798.html