第一三共ヘルスケア「カロヤン」が世界最大のクロスワードパズル「KAROYAN」を公開した。継続的な使用で効果が期待できるという製品特性を伝えるため、完成まで長い時間のかかる16万マスのクロスワードパズルを用意したようだ。しかし、公開してみると24時間以内に完成。話題を耳にしてキャンペーンサイトを訪問したころには、すでに終了していて何も楽しめない状況だった。これは誤算か。最も回答数が多かった参加者に商品券10万円分をプレゼントするというルールは、時間を持て余している学生などに有利であり、昼間に仕事を抱えている社会人には不利だろう。少数の問題を解くだけでも応募でき、多数の問題を解いても一定の当選確率を超えないなどのルールであれば、もっと多数のひとが多様に参加できただろう。24時間以内で完成するのが想定内なら、完成後に訪問しても楽しめる要素を用意しておくべきだったかもしれない。
インスタグラムは、月間利用者数が30億を超えたと発表。同時に、アプリ起動時にリールを優先して表示する試験をインドで開始することを明らかにした(先日公開されたiPad用アプリと類似の仕様)。また、グローバルでも機能の構成を見直し、DMをナビゲーションバーの中央に配置する。 In India, Instagram debuts a Reels-first experience for its mobile app https://about.fb.com/news/2025/09/in-india-instagram-debuts-a-reels-first-experience-for-its-mobile-app/ インスタグラムの責任者であるアダムモッセーリ氏によると、インスタグラムの成長はDMとリールとおすすめが牽引している。今回の変更はその動向を反映したものといえよう。 View this post on Instagram A post shared by Adam Mosseri (@mosseri) 各種プラットフォームのナビゲーションバーの配置は、サービス提供者の期待や思惑が反映されるため、注目している。ユーチューブやティックトックなど、新規投稿ボタンをナビゲーションバーの中央に配置するものが多いが、インスタグラムはDMを中央に配置することにした。Xは「Grok」を中央に配置していて、AIアシスタントに注力していることが分かる。一方、LINEヤフーは「LINE」のナビゲーションバーの中央を「VOOM」から「ショッピング」に変更する予定だ(2025年度第2四半期決算説明会資料より)。縦型短尺ビデオの流行に対応すべく「VOOM」を前面に打ち出したものの、競合のティックトックなどは強力であり、ショッピングに勝ち筋を見つけようとしているのではないか。