スキップしてメイン コンテンツに移動

ディスプレイ広告と検索広告の併用を推奨

2009年5月11日、アイプロスペクトがディスプレイ広告と検索連動型広告を併用を推奨する調査結果を発表。2009年1月にアメリカで実施したアンケート調査で、実際の行動を追跡したものではない。質問文が巧妙であることにも注意。
------------------------------
Search Engine Marketing and Online Display Advertising Integration Study
http://www.iprospect.com/about/researchstudy_2009_searchanddisplay.htm
------------------------------
過去半年間のディスプレイ広告に対する最初の反応を質問したところ、広告をクリックしたことのあるひとが31%で、検索エンジンで関連情報を検索したことのあるひとが27%。つまり、クリックしたひとと同じくらい検索したひとがいる。ブラウザーにアドレスを打ち込んだりソーシャルメディアで情報を探索したひとを含めれば、インターネット利用者の52%は、ディスプレイ広告に対して何らかの反応をしたという。また、ディスプレイ広告に反応したその52%のうちの49%は、その後に関連情報を検索している。というわけで、ディスプレイ広告は有効であり、検索連動型広告を組み合わせれば機会損失がない。

このブログの人気の投稿

#じゃがりこリズムチャレンジ

カルビーが「じゃがりこリズムチャレンジ」キャンペーンを開催。テレビ広告のリズムに合わせたビデオの投稿を募っている。ティックトックのキャンペーンツールはマインドフリー「TikQ」を採用。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001454.000030525.html

ウォールドガーデンか、オープンインターネットか

ザトレードデスクのレポートによると、消費者は「ウォールドガーデン(Walled Gardens)」より「オープンインターネット(Open Internet)」の利用時間が長く、ウォールドガーデンに広告費を集中させると機会を損失する可能性があるという。 オープンインターネットの未来 | The Trade Desk https://www.thetradedesk.com/jp/open-internet その指摘に間違いはない。しかし、もし「オープンインターネットはウォールドガーデンよりよいもの」と読み解くならそれは間違いで、オープンインターネットとウォールドガーデンのそれぞれに長所があると理解すべきだろう。「オープン」という言葉には、開放的で、民主的で、透明な印象があり、一方の「ウォールド」という言葉には、閉鎖的で、独占的で、不透明な印象がある。そのせいか、ウォールドガーデンが悪者扱いされることがあるが、ウォールドガーデンではプラットフォームが利用環境やデータを集中管理しているからこそ、ブランドは正確に、安全に、容易にマーケティングを行えている。 先日たまたま見かけたビデオで、ウォールドガーデンとオープンインターネットの長所短所を整理しているシーンがあるので紹介しておく。オープンインターネットの短所を要約すると「Not Easy」だ。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000035203.html