2004年6月22日、カンヌ国際広告祭において、革新的なメディアの活用をたたえるメディアライオンの受賞作品が発表された。日本からの受賞はふたつ。ひとつは、アディダスのバーティカルフットボール(広告会社はTBWAジャパン)。これは他の広告賞でも高い評価を受けているので、むしろグランプリを逃したことが残念。もうひとつは、P&G「Vidal Sassoon」のモバイルサイト(広告会社はスターコムワールドワイドジャパン)。若年女性のテレビ離れを補完するためにモバイルを活用。髪についてのトリビアや、継続的な情報とインセンティブ、キャラクター育成ゲームなどのコンテンツを提供。購入意向をはじめとするブランド評価が向上したうえ、クチコミも生まれたという。
松竹が映画「俺ではない炎上」のプロモーションとして、生成AIを活用したコンテンツ「絶対にバズるSNS」を公開。理不尽な粗探しの思考プロセスを学習させたAIが、投稿画像1枚から炎上シナリオを自動生成する。体験人数の上限に達したとのことで短期間で終了したが、斬新な炎上疑似体験として話題に。no planが企画制作。 https://note.com/noplan_inc/n/n74fcba7fad3a