2004年6月24日、アメリカオンラインはアドバタイジングドットコムを買収することを発表した。アドバタイジングドットコムは世界最大の第三者配信ネットワーク。各社から大量に買い付けた広告在庫を成果報酬型で売りさばくビジネスモデルが好調。一方、AOLの広告事業は他社と比較して不調と言われていた。今回の買収は、ヤフーによるオーバーチュアの買収と似た側面がある。ヤフーはオーバーチュアの買収により、ヤフー以外の他社サイトからも広告収入をかせぐことになった。AOLも、自社ネットワーク以外からの売上を見込めることになる。
アマゾンが「Amazon DSP」ですべての広告主に「Brand+」を提供。ブランド認知キャンペーンを人工知能により自動で最適化できる。アマゾン内の購買行動や閲覧行動のシグナルから潜在顧客を割り出し、「Prime Video」や「Twitch」、およびアマゾン以外のパブリッシャーにビデオ広告を配信する。ファネル下部の成果を人工知能で自動最適化する機能としては、すでに「Performance+」を提供している。 Amazon Ads introduces Brand+, a new way to grow your business with AI-optimized TV ad campaigns https://advertising.amazon.com/library/news/brand-plus-ai-tv-advertising