「日本のオンラインメディアの現状」というレポートを公開。今後シリーズで刊行するホワイトペーパーの創刊号だという。これによると、2010年4月のインターネット利用者は7,350万人。そのうち46%がパソコンと携帯電話の両方からインターネットを利用している。ソーシャルメディアの利用者が増加していて、言語別インターネット利用人口当たりのブログ数は日本がもっとも多い。アメリカやイギリスにおけるツイッター訪問者率は、2009年10月ごろから10%前後で横ばいだが、日本におけるツイッター訪問者率は成長を続けており、すでにアメリカやイギリスを抜いて2010年4月には16.3%になっている。同月のツイッター訪問者数は、ミクシィ訪問者数を上回っている(パソコンからの訪問)。
クリエイティブエックスが、クリエイター(インフルエンサー)の制作した広告とブランドの制作した広告を大量に分析したところ、クリエイター広告はブランド広告と比較して、広告に推奨される要件を満たしていなかった。クリエイター広告のうち、冒頭3秒以内にブランドを示しているものは51%で、プラットフォームや配置ごとの推奨秒数に収まっているものは46%で、セーフゾーンを順守しているものは3%だった。クリエイターコンテンツとしての真正性を尊重するとブランドとの適合性は後回しになりがちだが、クリエイターコンテンツを広告として使用するなら広告の推奨要件をもっと満たさないといけない。クリエイター広告は戦術であり、ブランド戦略から外れた戦術であるなら無駄でしかない。 The Creator Paradox Report: Are Creators Really Effective? https://learn.creativex.com/are-creators-really-effective https://www.adweek.com/commerce/nearly-half-of-meta-creator-ads-ignore-key-best-practices/