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インタレストマッチと広告の未来

2008年8月28日、アジャイルメディア・ネットワークによる「インタレストマッチと広告の未来」ブロガーミーティングに出席。オーバーチュアとヤフーが今秋から開始する興味関心連動型広告「インタレストマッチ」について。概要説明では、コンテンツ、リファラー、閲覧履歴によって適切な広告をマッチングさせることや、性別、年齢、地域、曜日・時間によってターゲティングができることが紹介された。クリック課金のテキスト広告。ヤフー内でマッチングの精度などを調整しながら、オーバーチュア提携パートナーサイトにも配信先を広げていく。オーバーチュア「コンテンツマッチ」を「インタレストマッチ」に置き換えていくという。また、ヤフー「ウェブオーナーセンター」のアドパートナーにも配信。つまり、グーグル「AdSense」と競合する。質疑応答では、プライバシーやクッキーについての懸念の声が。個人を特定しないので狭義のプライバシー問題は発生しないが、消費者に不安を抱かせないための説明責任があるだろう。アドパートナーの報酬の低さについても指摘があったが、インタレストマッチの開始がその打開策のひとつになるのではと期待される。

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ホットリンク、ブログをテキストマイニングして広告配信

2004年6月15日、ホットリンクはブログをテキストマイニングして利用者の興味に合わせた広告を配信するシステムを発表。同日にリニューアルされたドットシティで広告配信を開始。行動履歴(訪問したサイト、頻度、滞在時間など)もターゲティングに反映させるという。

米国ネット広告費、2024年は15%増

IABによると、2024年のアメリカのインターネット広告費は前年比14.9%増の2,585億7,100万ドル。地政学的変動、金利変動、経済の不確実性といった不安定な状況があったが、大統領選挙やオリンピックといった大型イベントが追い風となった。広告カテゴリー別で成長率が最も高かったのはソーシャル。2025年の展望として、AI主導型広告、プライバシー規制、クリエイターエコノミーなどの潮流を挙げている。 Digital Ad Revenue Surges 15% YoY in 2024, Climbing to $259B, According to IAB https://www.iab.com/news/digital-ad-revenue-2024/ IAB/PwC Internet Advertising Revenue Report: Full Year 2024 https://www.iab.com/insights/internet-advertising-revenue-report-full-year-2024/

「Urumo Ads」でリーチと購買の双方を最適化

フェズは、リテールメディアソリューション「Urumo Ads」で、リーチと購買の双方を最適化する自動プランニングツールを開発した。必要情報を入力すると、メディアごとの予算配分、想定されるリーチや購買リフトなどが算出される。 https://www.fez-inc.jp/news/250417