スキップしてメイン コンテンツに移動

ブランディングに効く広告フォーマットとは

グーグルとダイナミックロジックがディスプレイ広告の現況を報告。2011年になって、インプレッション数はGIF/JPEGがFlash(リッチメディアを除く)を抜いたという。小規模な広告主が増加したためとされているが、フェイスブックへの出稿が増加したためかもしれない。広告主の業種にもよるが、広告メッセージの理解度を引き上げるうえで最も効果的な形式は、GIF/JPEGになっている。広告認知、ブランド認知、ブランド好意、購入意向を引き上げる効果は、広告接触回数2回以上ならFlashの方が高いが、広告接触回数1回ならGIF/JPEGの方が高い。
------------------------------
Better Brand Engagement with Display Formats
http://www.google.com/doubleclick/pdfs/Better-Brand-Engagement-with-Display-Formats-Feb-2012.pdf
------------------------------
GIF/JPEGよりFlashの方がブランディングができそうだが、Flashにすることでメッセージを詰め込みすぎたり、何秒も見続けないと伝わらない広告を制作しがちだ。GIF/JPEGにすることで、メッセージが研ぎ澄まされることもあるだろう。GIF/JPEGなら複数の広告を制作して配信を最適化することも容易だ。戦略的なGIF/JPEGの採用が見直されるべきではないだろうか。決して手抜きではなく。

このブログの人気の投稿

ホットリンク、ブログをテキストマイニングして広告配信

2004年6月15日、ホットリンクはブログをテキストマイニングして利用者の興味に合わせた広告を配信するシステムを発表。同日にリニューアルされたドットシティで広告配信を開始。行動履歴(訪問したサイト、頻度、滞在時間など)もターゲティングに反映させるという。

TikTokのCPMが下落

アドロールによると、ティックトックの広告のCPMが下落している。ティックトックのアメリカにおける不確実性の高まりを受け、広告主が予算配分を見直しているとみられる。2025年1月のティックトックのCPMは、前年同月より80%下落したという。ピンタレストのCPMは120%増加し、メタのCPMは安定しているという。 Uncertainty Over TikTok's Future Drives CPMs Down 80% While Pinterest Gains Ground, AdRoll Reports https://www.prnewswire.com/news-releases/uncertainty-over-tiktoks-future-drives-cpms-down-80-while-pinterest-gains-ground-adroll-reports-302398635.html

テレビと動画配信の統合指標を提供する「CM-UMPs」

ビデオリサーチは、テレビ放送と動画配信(放送局の広告付き動画)の広告の統合指標を提供するシステム「CM-UMPs(シーエムアンプ」を開発。広告キャンペーンの延べ接触人数(インプレッション数)と累積接触人数(ユニークユーザー数)を集計し、日次の頻度で提供する。 https://www.videor.co.jp/press/2025/250325.html