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「いいね!」の力

7月26日、コムスコアがソーシャルメディア測定プラットフォーム「Social Essentials」を開始。ソーシャルメディアにおけるブランドのメッセージの到達量(ファンとその友人へのリーチとフリークエンシー)、ファンやその友人の属性や行動を分析する。
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comScore Social Essentials Enables Brands to Quantify Social Media Impressions and Incorporate into Marketing Mix Measurement
http://www.comscore.com/Press_Events/Press_Releases/2011/7/comScore_Social_Essentials
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最初の取り組みとして、コムスコアの保有するパネルのデータとフェイスブックから提供された匿名のデータを分析して、ホワイトペーパーを公開した。
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The Power of Like: How Brands Reach and Influence Fans Through Social Media Marketing
http://www.comscore.com/Like/
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フェイスブックにおけるブランドのインプレッションの多くは、ファンページでなく、ファンやその友人のニュースフィードで発生している。スターバックスは、5月の統計では、ファンやその友人のニュースフィードにおけるブランドのインプレッションはファンページのページビューの156倍だった。上位100のファンページを平均すると、ファンの友人はファンの34倍もいるので、そこへの到達を考慮しなければならない。スターバックスの場合、フェイスブックにおけるファンのリーチとフリークエンシーは、ファンの友人のそれより少なかった。また、スターバックスのファンやその友人は、商品の購入金額で8%、購入回数で11%、平均的なインターネット利用者を上回っていた。

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