アイドルに精通するひとにとってはもはや常識であり、何をいまさらという話題だろう。ブログの女王といえば眞鍋かをりさんだと思っていたが、新・ブログの女王は中川翔子(しょこたん)さんだとか。いわゆるオタク分野に造詣が深く、ブログの投稿は理解できないものも多いが、漫画やイラストには並外れた技量を持っているという。ユーチューブでは松田聖子「渚のバルコニー」を歌う彼女を見つけることができる。歌唱力もしっかりしているようだ。さて、本当に新ブログの女王と呼べるのか確認してみよう。グーグルで「ブログの女王」と検索すると上位に眞鍋さん関連ページが並ぶが、「"新ブログの女王"OR"新・ブログの女王"」と検索すると中川さん関連ページだらけだ。テクノラティのブログランキングで確認したところ、やはり「しょこたん☆ぶろぐ」は「眞鍋かをりのココだけの話」より上位。テクノラティのチャート機能で「"新ブログの女王"OR"新・ブログの女王"」と検索すると、そのフレーズを含むブログの投稿は2006年2月20日前後に急増して、5月6日、5月18日にも山を形成している。ブログクチコミサーチ(kizasi)で検索しても同じような傾向。2月にはゲンダイネットや各種ポータルサイトによる新ブログ女王報道、5月は歌手デビューのニュース、週刊新潮が報じたブログ削除騒ぎで話題を集めたようだ。芸能証券によると、芸証1部の眞鍋かをりは3月上旬に上場来高値を付けたものの、それ以降は下降基調。シスターズ市場の中川翔子は3月中旬から急騰し、その後低迷するもののゴールデンウィーク明けから再び高値圏に突入、年初来高値を伺う動きをみせている。ところで、この投稿は中川翔子さんを称賛するためのものではない。広告タレントのキャスティングにあたり、ビデオリサーチのスタア事典などでは確認できないようなデータが、グーグル、テクノラティ、芸能証券などから入手できる、という紹介だ。
電通が、北欧の15ブランドを対象に、ティックトック広告の短期的および長期的な売上への影響をマーケティングミックスモデリングで分析した。短期的な売上に注目すると、75%の広告主にとってティックトックは投資利益率が最も高いチャネルだった。長期的な売上に注目しても、ティックトックは平均以上の投資利益率が確認された。また、クリエイティブによる売上への影響を明らかにするため、プロが制作した広告、販促メッセージを含めた戦術的UGC、販促メッセージを含めないストーリーテリングUGCを比較したところ、ストーリーテリングUGCの成果が最も高かった。ストーリーテリングUGCは視聴時間や注目を得やすく、記憶に残るため、将来の購入意思決定に寄与すると考えられる。 From Storytelling to Sales: Short and Long-Term ROI of TikTok Advertising https://ads.tiktok.com/business/en-US/blog/tiktok-dentsu-from-storytelling-to-sales-nordics https://issuu.com/tiktokforbusinesseu/docs/tiktok_dentsu_from_storytelling_to_sales