2004年4月19日、ユニキャストはビデオ広告の広告効果および受容性を確認するためのに実施してきた調査の最終報告書を発表した。2004年1月から3月にかけて、複数のキャンペーンを調査。広告主は、AT&T、ホンダ、ペプシ、ボネージ、ワーナーブラザーズ。回答者は6,000人以上。ブランディングの指標(ブランド認知・メッセージ連想・ブランド好意・購買意向)は、ダイナミックロジックのノームを5倍から11倍も上回った。「広告がウザい」というネガティブな反応は27%で収まっており、その値はポップアップ広告やテレビ広告よりも低いらしい。PDFの報告書をダウンロードできる。
クリエイティブエックスが、クリエイター(インフルエンサー)の制作した広告とブランドの制作した広告を大量に分析したところ、クリエイター広告はブランド広告と比較して、広告に推奨される要件を満たしていなかった。クリエイター広告のうち、冒頭3秒以内にブランドを示しているものは51%で、プラットフォームや配置ごとの推奨秒数に収まっているものは46%で、セーフゾーンを順守しているものは3%だった。クリエイターコンテンツとしての真正性を尊重するとブランドとの適合性は後回しになりがちだが、クリエイターコンテンツを広告として使用するなら広告の推奨要件をもっと満たさないといけない。クリエイター広告は戦術であり、ブランド戦略から外れた戦術であるなら無駄でしかない。 The Creator Paradox Report: Are Creators Really Effective? https://learn.creativex.com/are-creators-really-effective https://www.adweek.com/commerce/nearly-half-of-meta-creator-ads-ignore-key-best-practices/