スキップしてメイン コンテンツに移動

アーンドメディアの信頼、一層際立つ

ニールセンが広告の信頼性についての調査結果を発表。2011年8月から9月にかけて、日本を含む56カ国2万8,000名以上のインターネット利用者に調査したもの。信頼性の評価が最も高いのは「知人からの推奨」で92%、次いで高いのは「オンラインに投稿された意見」で70%。それらのいわゆるアーンドメディアに続き、「新聞記事のような編集コンテンツ」と「ブランドサイト」が58%で並ぶ。この調査は、2007年と2009年にも実施されているが、2009年の調査と比較すると、アーンドメディアへの信頼が向上したというより、アーンドメディア以外への信頼が低下しているように感じられる。
------------------------------
2011年調査(56カ国)
http://www.nielsen.com/us/en/insights/press-room/2012/nielsen-global-consumers-trust-in-earned-advertising-grows.html
2009年調査(50カ国)
http://www.nielsen-online.com/pr/pr_090708_uk.pdf
2007年調査(47カ国)
http://www.nielsen.com/us/en/insights/press-room/2007/Word-of-Mouth_the_Most_Powerful_Selling_Tool__Nielsen_Global_Survey.html
------------------------------
今回発表された2011年調査のニュースリリースはグラフがなくて分かりにくかったので、ニールセンに請求してレポートを取り寄せた。レポートには、地域ごとの比較などもあり、アジア太平洋地域ではあらゆるメディアの信頼度が56カ国平均よりも高いことなどが分かる。

このブログの人気の投稿

デジタル広告の制作主体は人でなくAIになるか

サイバーエージェントはデジタルインファクトと共同で、大手広告主のクリエイティブ制作における生成AI利用について、実態調査を行った。制作物は増加傾向にあり、生成AIの活用もアイデア出しや作文を中心に進んでいる。回答者の半数は、3年後にはデジタル広告の制作主体が人でなくAIになると考えている。 https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=32449

博報堂DYHD、デジタルHDにTOB

博報堂DYホールディングスが、オプトなどを抱えるデジタルホールディングスの株式公開買い付けを実施すると公表。デジタルホールディングスの株式の公開買付価格は1,970円で、公表した9月11日の終値2,143円に対して約9%のディスカウントだが、直近6カ月や直近3カ月の終値の平均に対しては40%ほどのプレミアムが加わっている。公表翌日の9月12日、デジタルホールディングスの株価は公開買付価格に寄せて急落し、終値は1,963円に。 株式会社デジタルホールディングス株券等(証券コード:2389)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ https://ssl4.eir-parts.net/doc/2433/tdnet/2686558/00.pdf https://www.advertimes.com/20250912/article512766/