スキップしてメイン コンテンツに移動

インタラクティブ広告年鑑2011

第8回東京インタラクティブ・アド・アワード(TIAA)の受賞広告を紹介している書籍「インタラクティブ広告年鑑2011」をいただいた。2011年4月に発行された書籍だが、第8回TIAAは2009年のインタラクティブ広告を審査対象としている。収録されている広告は、いまとなっては懐かしいものばかりだ。それらの広告の中には、いまでも強く記憶に残っているものとそうでもないもの、いまでも輝いているものとそうでもないものがあった。時間が経過したことで、当時とは広告の潮流や自分の好みが変わったのかもしれない。興味深かったのは、審査員13名による批評。審査員ごとに視点が異なり、同じ広告でも評価が分かれる。それぞれの視点が勉強になる。グランプリだからといって、すべての審査員が諸手を挙げて推したわけではない。受賞広告をただ崇め奉るのでなく、権威による評価を批判的に読み解くのもよいだろう。

このブログの人気の投稿

線形ファネルから影響マップへ

ボストンコンサルティンググループが、線形ファネルから影響マップへの移行を提唱している。これまでマーケッターは、認知から購買に至る消費者ジャーニーを直線的なファネルとして捉え、そこにさまざまなタッチポイントを強引に当てはめてきた。その旧来モデルは、戦略、予算配分、コミュニケーションを簡便に管理できて有用だが、リソース配分やメッセージの誤りにより機会を逃すリスクがある。消費者の複雑なジャーニーに対応する柔軟なフレームワークとして、影響マップを提唱している。 It’s Time for Marketers to Move Beyond the Linear Funnel https://www.bcg.com/publications/2025/move-beyond-the-linear-funnel 影響マップは、ストリーミング、スクロール、検索、ショッピングを消費者の主要な4つの行動として挙げ、それらが認知から購買までの過程の複数の段階で重複して影響を及ぼしていることを整理する。タッチポイントの影響力は、注視度、関連度、信頼度で決まる。影響力とリーチを組み合わせ、タッチポイントの優先順位を考える。複雑なアプローチになるが、AIの活用により実行できるとしている。 旧来の線形ファネルでは、「認知獲得に有効なのはビデオ。ユーチューブで認知を獲得しよう」という発想になりがちだが、グーグルによるとユーチューブは購買プロセスの全体に影響を与えているという。注視度、関連度、信頼度のそれぞれで、ユーチューブは消費者に高く評価されているという。 The new rules of influence: Rethinking the consumer journey https://business.google.com/us/think/search-and-video/video-influence-on-consumer-purchase-decision-process/

信頼度トップは「友人・家族からの推薦」

ニールセンが「広告信頼度グローバル調査(Global Trust in Advertising)」の2015年の調査結果を公開。消費者からの信頼度が最も高いのは「友人・家族からの推薦」。 ------------------------------ 追記(2016年8月18日):アドビシステムズが国内で実施した「消費者行動調査2016」調査によると、商品認知のきっかけとして、デジタルの接点の存在感が増している。 https://www.facebook.com/netadreport/photos/10153990581528305/ ------------------------------