広告会社が設計した広告ユニット「Comments」がフェイスブックに初めて登場したようだ。フェイスブックが昨年実施したイベントで、消費者がブランドとエンゲージする新しい方法を募集して、レオバーネットのアイデアが選出されたという。この新しい広告ユニットは、ブランドが質問を投げかけるディスプレイ広告。消費者が質問にコメントすると、それはその消費者のニュースフィードにも投稿され、さらにその友人も巻き込んだ会話に発展していく。消費者やその友人のコメントは、スポンサー記事として広告になる。プレミアムアカウント向けの広告ユニットで、セルフサービス向けには提供されない。
クリエイティブエックスが、クリエイター(インフルエンサー)の制作した広告とブランドの制作した広告を大量に分析したところ、クリエイター広告はブランド広告と比較して、広告に推奨される要件を満たしていなかった。クリエイター広告のうち、冒頭3秒以内にブランドを示しているものは51%で、プラットフォームや配置ごとの推奨秒数に収まっているものは46%で、セーフゾーンを順守しているものは3%だった。クリエイターコンテンツとしての真正性を尊重するとブランドとの適合性は後回しになりがちだが、クリエイターコンテンツを広告として使用するなら広告の推奨要件をもっと満たさないといけない。クリエイター広告は戦術であり、ブランド戦略から外れた戦術であるなら無駄でしかない。 The Creator Paradox Report: Are Creators Really Effective? https://learn.creativex.com/are-creators-really-effective https://www.adweek.com/commerce/nearly-half-of-meta-creator-ads-ignore-key-best-practices/