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投稿

8月, 2004の投稿を表示しています

シーサー、バリューコマースと提携してアフィリエイト強化

2004年8月30日、シーサーはバリューコマースとの提携を発表した。シーサーが提供するブログにおけるアフィリエイトプログラムを強化したという。ブログ内のキーワードが自動的にアフィリエイトリンクになったり、RSSで広告が配信されたりする。

OPA、オンライン行動の新指標を開発

2004年8月26日、OPAはオンライン行動についての新指標IAI(Internet Activity Index)をネットレイティングスと開発したと発表した。オンライン行動を、コマース、コミュニケーション、コンテンツ、サーチに分類して、それぞれの行動時間シェアやページビューの推移をとらえるもの。

行動ターゲティングについての無料レポート発行

2004年8月26日、イーマッケターは行動ターゲティングについての報告書を発行した。行動ターゲティングの変遷や分類、検索連動型広告との比較、広告在庫管理やプライバシーの問題など、合計18ページの充実した内容。無料でダウンロードできる。行動ターゲティング広告費は2005年には9億3,400万ドルとなり、インターネット広告市場112億ドルの8.3%を占めるようになるという。

米国MSN、DARTモチーフを採用

ダブルクリックのDARTモチーフは、2003年7月にリリースされたが、ビッグスリー(AOL・ヤフー・MSN)から全面的には採用されていなかった。これらのポータルサイトは、無数のコードによる無数のページを抱えているので、新技術の採用にあたっては長期の検証期間が必要なのだという。ようやくMSNに採用されたことにより、ダブルクリックの追撃が始まるか。

米国インターネット広告費、上半期に25.9%の成長

2004年8月23日、アメリカの2004年上半期の広告市場の統計が、TNSメディアインテリジェンス/CMRによって発表された。2002年下半期から広告市場は力強い成長が続いており、2004年上半期は前年同期比9.1%の伸びとなった。メディア別に比較すると、もっとも好調なのはインターネット広告で、前年同期比25.9%の伸びとなった。伸張率が20%以上だったのはインターネット広告のみ。

アドバタイジングコムによる行動ターゲティングの効果

2004年8月17日、アドバタイジングドットコムはリードバックという技術による行動ターゲティングのケーススタディーを発表した。クリック率、コンバージョン率、有効CPMが向上したという。詳細は次のとおり。 ------------------------------ 広告主A社 2004年6月1日から14日にかけて3億6,000万インプレッション以上。登録サイトを訪問したものの登録しなかったひとにターゲティング。ターゲティングしないインプレッションと比較して、クリック率で192%、コンバージョン率で167%、有効CPMで167%の高いパフォーマンスとなった。 広告主B社 2004年7月28日から8月10日にかけて約2,100万インプレッション。広告主サイトを訪問したものの購入しなかったひとにターゲッティング。クリック率で94%、コンバージョン率で2,232%、有効CPMで522%の向上。 広告主C社 2004年7月27日から8月8日にかけて約1億4,000万インプレッション。クリック率で225%、コンバージョン率で3,130%、有効CPMで2,978%の向上。 ------------------------------

Jストリーム、電通とブロードバンドソリューション開発

Jストリームは2004年8月10日、電通とともにブロードバンド対応のソリューションパッケージ、D-BBAP(Dentsu Broadband Branding Ad Package)を開発したと発表した。マスメディアを含むキャンペーンプランニング、リッチメディアコンテンツの制作と配信、効果測定をパッケージにしたものだという。

英国初のクロスメディア予算最適化調査

イギリスのMSNはマーケティングエボリューションやダイナミックロジックとともに、クロスメディアキャンペーンの効果測定を実施したようだ。アメリカのIABが推進するXMOSの手法がイギリスで採用されたのは初めて。評価されたのはグラクソスミスクラインの知覚過敏用歯磨きのキャンペーン。その予算配分は、テレビ広告96%、インターネット広告4%。8週間の測定結果によると、すべてのブランド指標についてインターネット広告による押し上げが確認された。インターネット広告がブランドの認知や好意を向上させるコストは、テレビ広告より40%も割安だった。ただし、購入意向喚起についてのコスト効率はテレビのほうが優れていた。ブランド純粋想起率の向上を目的とするならばインターネット広告の予算を16%にまで高めるべきと分析されている。

クリックZマーケティングエクセレンス賞にFTC

2004年8月11日、ジュピターメディアのクリックZは、2004年のマーケティングエクセレンス賞の審査結果を発表した。勧誘電話拒否リストの作成やスパム対策の啓蒙で功績を挙げた連邦取引委員会がもっとも高く評価された。

日産とヤフー、共同企画ウェブドラマを公開

2004年8月11日、日産自動車とヤフーは共同で企画したウェブドラマの配信を開始した。ひとつのストーリーをふたつの視点で展開している。出演は小西真奈美とチャー。ヤフーのさまざまなプロパティーを活用して厚みのあるプロモーションに仕上げている。9月にはエフエム東京とのクロスメディア展開も予定されている。広告会社は博報堂・博報堂ジーワン・博報堂DYメディアパートナーズ、制作会社は葵プロモーション。

イーマーケッター、インターネット広告費を予測

イーマーケッターの2004年7月の予測によると、アメリカの2004年のインターネット広告費は91億ドル。2005年には112億ドル、2006年には135億ドルに到達する見通し。先日のジュピターリサーチによる予測よりも強気だ。ウェブサイトで広告フォーマット別の年次推移を確認できる。

米国IABがインターネット広告賞を開催

2004年8月2日、IABとメディアポストコミュニケーションズは、オンラインメディアマーケティング広告賞(The Online Media, Marketing and Advertising Awards, OMMAs)の開催を発表した。応募は8月27日まで。日本からも応募できるようだ。審査基準は、キャンペーン戦略、メディアの活用、クリエイティブ、そして効果。日本からも応募できるようだ。授賞式は9月21日。

インタラクティブの機能と予算についての研究

アドバタイジングドットコムとアイメディアコミュニケーションズは、メディア支出に占めるインタラクティブ費用についての共同研究を開始したという。ミルウォードブラウンがマーケッターに対して定量・定性調査を実施する。インターネットを含む各メディアに対するマーケッターの認識、各メディアの予算配分とその根拠、クロスメディアの取り組みなどが明らかになる。2004年9月のカンファレンスで発表される予定。

キティちゃんのブログ

キティちゃんが日記をつけはじめた。キャラクターを利用したオンラインビジネスおよびブログによるプロモーションのケーススタディーとしたい。

購入するキーワードのケーススタディー

検索エンジンマーケティングのディドゥイットコムの創設者であるケビンリー氏による記事。ウェスティンセントフランシスホテルの事例は興味深い。自社ブランドキーワード・一般カテゴリーキーワード・競合ブランドキーワードの、クリック率やコンバージョン率などを比較している。費用対効果がもっとも優れていたのは自社ブランドキーワードで、一般カテゴリーワードの約8倍、競合ブランドワードの約3倍。記事からリンクされているグラフはスコアが指数化されてしまっているが、次のURLから入手できるプレゼンテーションのグラフをダブルクリックすれば詳細を確認できる。 ------------------------------ http://kevinlee.net/ppt/iab/ ------------------------------

検索連動型広告と不正クリック

検索連動型広告の不正なクリックについて。不正なクリックとは、広告主の競合が広告主に損失を与えるためのクリックや、アフィリエイトが収入を水増しするためのクリック。検索を繰り返して広告のクリック率を低下させることにより、広告の掲載順位を下位へ追いやる不正もある。