ストリーミングに挿入されるプリロール広告やミッドロール広告は、テレビ放送のコマーシャルブレイクにならっている。しかし、コンテンツの視聴を中断して広告を詰め込むと、広告は不快なものとして届くことがある。IABの「CTV Ad Portfolio」は、コネクテッドテレビの7つの広告フォーマットを定義したが、そのうち6つは従来のコマーシャルブレイクの外にある。リニア広告ばかりに依存せず広告接触機会を分散させることで、視聴の強制的な中断は減り、コンテンツと広告への注目は保たれる。
Rebalancing the Ad Break
https://iabtechlab.com/rebalancing-the-ad-break/
「CTV Ad Portfolio」の詳細は以下の通り。
What’s New in CTV Ad Format Signaling
https://iabtechlab.com/whats-new-in-ctv-ad-format-signaling/
CTV Ad Portfolio Guidance and Signaling
https://iabtechlab.com/standards/ctv-ad-portfolio/
CTV Ad Portfolio
https://github.com/InteractiveAdvertisingBureau/Ad-Format-Guidelines-for-Digital-Video-CTV/blob/main/v2.0.md#ctvportfolio
注意すべきは、広告フォーマットの追加が広告収益の増加に直結するわけでないことだろう。広告フォーマットの追加はオーディエンスの視聴体験の向上に寄与し、その結果として広告収益の増加につながる。オープンウェブにおける昨今の広告の氾濫は、オーディエンスの視聴体験を無視している。