カナダのIABのクロスメディア効果調査の第1弾。広告主はモルソン、広告会社はナインドッツ(ヘンダーソンバスに改称)、調査はダイナミックロジックとブランドスパークインターナショナル。2003年6月に、事前調査として広告非接触者グループの回答を回収。同年8月から9月にかけて、テレビ広告+インターネット広告接触者グループと、テレビ広告のみ接触者グループの回答を回収。その3グループは合わせて6000サンプル以上。テレビ広告+インターネット広告接触者グループのスコアは、タグライン連想で48%、親近感で16%、協賛連想で35%、テレビ広告のみ接触者グループのそれを上回った。アメリカのXMOSとは異なり、広告予算再配分によるシミュレーションには言及されていない。CMOSTは今後数年継続して、商品カテゴリーの幅を広げる予定。RBC保険とGMの調査が進行中。
電通デジタルの三谷壮平氏が、データクリーンルームを解説。 Ads Data Hubとは何か?その活用の可能性を探る(第1回) https://www.dentsudigital.co.jp/topics/2021/1005-001050/ Data Clean Roomの魅力と、最大限にその価値を引き出す活用のポイント(第2回) https://www.dentsudigital.co.jp/topics/2021/1012-001058/ 電通デジタルのData Clean Roomソリューション(第3回) https://www.dentsudigital.co.jp/topics/2021/1026-001073/ Data Clean Roomと外部データを連携した分析のさらなる広がり(第4回) https://www.dentsudigital.co.jp/topics/2021/1102-001086/ 以下は要約。 データクリーンルームは、広告プラットフォーム事業者の提供する次世代型レポーティングの仕組み。プラットフォーム側が用意したクラウド環境上で、プラットフォーム内部の広告配信ログデータに外部データを掛け合わせて分析できる。 重複リーチの分析、プラットフォーム保有属性での分析、独自指標でのアトリビューション分析、最適予算配分の分析などに利用できる。 広告をクリックしてウェブサイトに来訪する以前のインプレッション情報(プラットフォーム内にしかない広告接触データ)を分析できることが価値。 データクリーンルームについては、電通の前川駿氏による発信も目立つ。