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3月, 2004の投稿を表示しています

リーチとフリークエンシーによるネット広告のプランニング

インターネット広告のメディアプランニングについてのプレゼンテーションをPDFでダウンロードできる。コムスコアメディアメトリックスとIMSがダブルクリックのカンファレンス向けに作成したもの。インターネット広告のメディアプランニングのポイントが丁寧に整理されている。メディアプランシートの見本もある。ただし、日本においてはRFツールが開発されたいないため、残念ながら同じようなプランニングはできない。

Ronning Lipset Radio

Ronning Lipset Radio was formed specifically to help traditional advertisers find and reach the highly qualified and consistently growing number of listeners to online radio. With affiliates Yahoo! LAUNCHcast and The AOL Radio@ Network consisting of Radio@ AOL, for AOL members, and Radio@ Netscape, for non-members. We are committed to leading online radio broadcasting into the traditional media mix.

インターネットブロードキャスト広告の有効性

ポータブルピープルメーター、すなわち携帯可能な個人視聴(聴取)率測定器で知られるアービトロンは、メジャーキャストの技術を利用してインターネット上の放送の視聴(聴取)率も計測している。そのアービトロンがエジソンメディアリサーチと共同で1998年8月から半年ごとに実施している調査は、2004年1月実施分で12回目。オンラインのラジオやビデオに接触するストリーミーズと呼ばれるひとは、購買力のある重要なターゲットだが、マスメディアや通常のインターネット広告がリーチしにくくストリーミング広告が有効。通常のインターネット広告がリーチしにくいという根拠は、広告ブロックソフトの普及(バナー広告ブロックソフト33%、ポップアップ広告ブロックソフト42%、電子メール広告ブロックソフト50%)と、ストリーミーズのその利用率の高さ。

コンテンツにかぶさる広告の受容性

ダイナミックロジックによる2003年12月の調査。無料サイトにおいてコンテンツにかぶさる広告(ポップアップ広告やフローティング広告)は1時間に何回までなら適当か、と質問。3人にひとりは0回、それを含む半数は2回以下と回答。コンテンツを覆う広告の主な問題は、その頻度が多すぎること(70%)、広告を閉じなければいけないこと(58%)、コンテンツが見られないこと(56%)。

24/7リアルメディア、行動ターゲティング技術を開発

インターネット広告のターゲティングは、コンテンツベースとキーワードベースが基本だが、注目されつつあるのが行動ベースのターゲティング。行動ターゲティングを提供する主要な会社は、レベニューサイエンスとタコダシステムズだったが、24/7リアルメディアがそれに加わったことになる。

ユニキャストのビデオ広告の効果測定結果

2004年3月11日のプレスリリース。2004年の1月半ばから6週間に渡って、3社のビデオ広告をダイナミックロジックが調査。ノームの6倍から8倍のブランディング効果。広告手法に対する受容性も高い。PDFの報告書をダウンロードできる。

TNSメディアインテリジェンス/CMRの米国広告市場統計

The Internet showed the most robust year-over-year gain for 2003 posting a 15.7% increase to $6.4 billion in ad spending versus 2002. This reflects continued growth of advertiser confidence in the Internet as a mainstream medium due to key factors such as expanding broadband penetration, more appealing ad formats and improved efficacy of online advertising. TNSメディアインテリジェンス/CMRが発表したアメリカのインターネット広告市場規模は、IABが発表しているものよりひと回り小さい。

Canadian Media Optimization Study (CMOST)

カナダのIABのクロスメディア効果調査の第1弾。広告主はモルソン、広告会社はナインドッツ(ヘンダーソンバスに改称)、調査はダイナミックロジックとブランドスパークインターナショナル。2003年6月に、事前調査として広告非接触者グループの回答を回収。同年8月から9月にかけて、テレビ広告+インターネット広告接触者グループと、テレビ広告のみ接触者グループの回答を回収。その3グループは合わせて6000サンプル以上。テレビ広告+インターネット広告接触者グループのスコアは、タグライン連想で48%、親近感で16%、協賛連想で35%、テレビ広告のみ接触者グループのそれを上回った。アメリカのXMOSとは異なり、広告予算再配分によるシミュレーションには言及されていない。CMOSTは今後数年継続して、商品カテゴリーの幅を広げる予定。RBC保険とGMの調査が進行中。

2003年の米国インターネット広告市場の総括

ダブルクリックが昨年のインターネット広告市場についてまとめた報告書の概要は次のとおり。インターネット市場規模は20%成長して72億ドルに。ドットコム企業の出稿は後退。携帯電話のナンバーポータビリティ制導入や株式市場の回復により、関連企業の出稿が増加。広告予算中のネット広告のシェアがもっとも高い業種は求人。広告サイズでもっとも増加したのは728x90。インターネット利用者の39%がブロードバンドを利用するようになりリッチメディア広告も増加。リッチメディア広告のクリック率は低下傾向にあるが非リッチメディア広告のそれの4倍以上。ビュースルー率は上昇傾向。DART Motifで計測できるようになったインタラクションの指標は今後ベンチマークデータをリリースしていく予定(2003年第4四半期は、平均広告表示時間41.9秒、平均インタラクション時間21.9秒)。報告書の締めくくりは次のとおり。 More importantly, the marketers who really do develop cross media plans (and the cross functional organizations demanded by this) will reap the rewards of comprehensive marketing that engages consumers at all possible touchpoints and makes best use of the unique capabilities of online. ダブルクリックが作成した報告書のため、検索広告については言及されていないことに注意。