スキップしてメイン コンテンツに移動

ドコモ、IPアドレスで顧客の興味に合った広告配信

NTTドコモの「ドコモ広告」は、顧客がドコモの通信回線で各種サイトやアプリを利用した際に発行するIPアドレスを用いて、その顧客に関連性が高い広告を配信する機能の提供を開始した。

プライバシーに配慮した新たなデジタル広告配信機能を提供
https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2022/05/18_00.html

発表文を読む限りは、KDDIの次のサービスとほぼ同じか。

お客さまのプライバシーに配慮した次世代型のデジタル広告配信プラットフォームを提供開始
https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2021/11/16/5534.html

追記(2023年12月6日):NTTドコモによるこのサービスは、「docomo connecting path」という名称になったと推察される。

約9,700万の会員基盤データを活用したドコモの広告配信サービス「docomo Ad Network」が ポストCookieソリューション「docomo connecting path」に対応
https://www.d2c.co.jp/news/2023/11/20/6546/

このブログの人気の投稿

Instagram・Facebook・TikTok・Xの国内広告費を比較

センサータワーが、日本のインスタグラム、フェイスブック、ティックトック、Xの広告費の推計を公開。2023年11月から2024年10月までの12カ月間の広告費について、インスタグラムは26億ドル、フェイスブックは9億ドル、ティックトックは5億ドルと推計している。Xは、広告のインプレッションではティックトックを上回っているが、広告費としてはティックトックの半分程度であることがグラフから読み取れる。あくまで推計であり、各プラットフォームの実際の広告売上は分からない。 2024年日本のデジタル広告インサイト https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000100064.html

米国CTV広告費、2028年に旧来テレビを超える見通し

イーマーケッターによると、アメリカのコネクテッドテレビ広告費は2025年に333億5,000万ドルとなる見通し。2028年には468億9,000万ドルとなり、伝統的なテレビ広告費を上回ると予測している。 One of largest sources of new video ad inventory and spending is CTV https://www.emarketer.com/content/one-of-largest-sources-of-new-video-ad-inventory-spending-ctv

ウォールドガーデンか、オープンインターネットか

ザトレードデスクのレポートによると、消費者は「ウォールドガーデン(Walled Gardens)」より「オープンインターネット(Open Internet)」の利用時間が長く、ウォールドガーデンに広告費を集中させると機会を損失する可能性があるという。 オープンインターネットの未来 | The Trade Desk https://www.thetradedesk.com/jp/open-internet その指摘に間違いはない。しかし、もし「オープンインターネットはウォールドガーデンよりよいもの」と読み解くならそれは間違いで、オープンインターネットとウォールドガーデンのそれぞれに長所があると理解すべきだろう。「オープン」という言葉には、開放的で、民主的で、透明な印象があり、一方の「ウォールド」という言葉には、閉鎖的で、独占的で、不透明な印象がある。そのせいか、ウォールドガーデンが悪者扱いされることがあるが、ウォールドガーデンではプラットフォームが利用環境やデータを集中管理しているからこそ、ブランドは正確に、安全に、容易にマーケティングを行えている。 先日たまたま見かけたビデオで、ウォールドガーデンとオープンインターネットの長所短所を整理しているシーンがあるので紹介しておく。オープンインターネットの短所を要約すると「Not Easy」だ。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000035203.html