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ファーストクリックに注目した間接効果評価

コアメトリクスのホワイトペーパー「Appropriate Attribution」より。ラストクリックのコンバージョンだけを測定すると、いわゆる間接効果を評価できないので、ファーストクリックにも注目する。まず広告ごとに、それがファーストクリックとなって発生した売上、それがラストクリックとなって発生した売上、それがタイミングを問わずクリックされて発生した売上(均等割り)を調査する。そのうえで、次の計算により適正帰属比率を求める。
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Appropriate Attribution Ratio = Revenue from First-Touch / Revenue from Last-Touch
(適正帰属比率=ファーストクリックからの売上/ラストクリックからの売上)
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この適正帰属比率の数値によって、広告を次の3つに分類する。
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Acquisition Campaigns:
適正帰属比率<高>。見込み客の獲得に寄与。
Persuasion Campaigns:
適正帰属比率<中>。見込み客獲得・顧客転換に偏らず、説得に寄与。
Conversion Campaigns:
適正帰属比率<低>。顧客への転換に寄与。
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「Acquisition Campaigns」は、購買ファネルの入口に見込み客を連れてくる。「Persuasion Campaigns」は、購買ファネルの中で見込み客の背中を押す。「Conversion Campaigns」は、購買ファネルの出口で見込み客を顧客として迎える。長期的にビジネスを拡大させるためには、「Conversion Campaigns」だけでなく「Acquisition Campaigns」「Persuasion Campaigns」にも予算を配分する。

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電通グループ、新購買行動モデル「AIJES」を提唱

電通グループの4社(電通、電通デジタル、電通総研、電通マクロミルインサイト)が、AI時代における新しい購買行動モデル「AIJES」を提唱。「AIJES」は、Archive(蓄積)、Interaction(問答)、Judgment(判断)、Engagement(参加)、Score(評価)で構成される。 国内電通グループ、AI時代の新購買行動モデル「AIJES」を提唱 https://www.dentsu.co.jp/news/release/2026/0910-011097.html 電通が2004年に提唱した既存モデル「AISAS」を進化させたものとしては、直近では日経BP「日経クロストレンド」が「AICAS」を発表している。「AICAS」は、Ask(相談・質問)、Interest(興味)、Confirm, Check(確認)、Action(購買)、Share(共有)で構成される。 日経クロストレンド、AI時代の新たな消費者購買行動モデル「AICAS」を提唱 500人への独自調査から見えた、生成AI起点の購買行動の変化を体系化 https://www.nikkeibp.co.jp/atcl/newsrelease/corp/20260415/ 生成AIにより、購買行動プロセスにおけるSearch(探す)はAsk(尋ねる・頼む)に変化して、より手前の行動になっていると考える。適切なキーワードを想起するだけの情報がない段階でも、生成AIとの対話を通じて答えに近づくことができる。グーグルは「Ask Maps」や「Ask YouTube」のように、各種サービスに生成AIを組み込みつつあるが、それらの機能名で使用している単語もAskだ。この「SearchからAskへ」という変化を素直に反映している日経BPの「AICAS」は、電通グループの「AIJES」よりも共感でき、納得できる。 高広伯彦氏の提案する購買行動モデル「CHARTER」でも、Askが採用されており、参考にされたい。 生成AI時代の購買行動モデルを考える〜CHARTER model https://note.com/mediologic/n/n28e7272e9d10