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非ブランド検索の効果、最終クリックでは評価できず

オンライン旅行販売を手掛けるイギリスのラストミニットドットコムが、一般(非ブランド)のキーワードによる検索連動型広告の効果を正確に捕捉する実験を行った。非ブランドの検索連動型広告を出稿する地域と出稿しない地域を用意して、12週間にわたりオンラインとオフラインのコンバージョンを測定した。それによると、非ブランドの検索連動型広告によるコンバージョンの総量は、最終クリックで捕捉したコンバージョンより43%多かった。
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lastminute.com's 12-week geo-experiment reveals a 43% uplift in Google AdWords values
http://services.google.com/fh/files/blogs/final_lastminute.com_case_study.pdf
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非ブランドのキーワードによる検索は、購買ファネルの上部で発生する。最終クリックによる評価では、購買ファネルの下部の広告に成果を奪われてしまう。

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ウォールドガーデンか、オープンインターネットか

ザトレードデスクのレポートによると、消費者は「ウォールドガーデン(Walled Gardens)」より「オープンインターネット(Open Internet)」の利用時間が長く、ウォールドガーデンに広告費を集中させると機会を損失する可能性があるという。 オープンインターネットの未来 | The Trade Desk https://www.thetradedesk.com/jp/open-internet その指摘に間違いはない。しかし、もし「オープンインターネットはウォールドガーデンよりよいもの」と読み解くならそれは間違いで、オープンインターネットとウォールドガーデンのそれぞれに長所があると理解すべきだろう。「オープン」という言葉には、開放的で、民主的で、透明な印象があり、一方の「ウォールド」という言葉には、閉鎖的で、独占的で、不透明な印象がある。そのせいか、ウォールドガーデンが悪者扱いされることがあるが、ウォールドガーデンではプラットフォームが利用環境やデータを集中管理しているからこそ、ブランドは正確に、安全に、容易にマーケティングを行えている。 先日たまたま見かけたビデオで、ウォールドガーデンとオープンインターネットの長所短所を整理しているシーンがあるので紹介しておく。オープンインターネットの短所を要約すると「Not Easy」だ。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000035203.html