スキップしてメイン コンテンツに移動

景表法ステマ規制に合わせ、WOMJガイドラインが改定

WOMマーケティング協議会が、WOMマーケティングの指針である「WOMJガイドライン」を改定。「関係内容の明示」(旧称:便益の明示)に使用できる「関係タグ」(旧称:便益タグ)は、 #プロモーション #PR #宣伝 #広告 の4種類のみとなり、複数のハッシュタグとともに関係タグを使用するときは関係タグを先頭に記載することに。景品表示法でステルスマーケティング規制が開始される10月より、このガイドラインも施行される。

2023年10月1日施行予定の新ガイドラインを公開しました
https://womj.jp/news/1169/
https://womj.jp/guideline2023/

なお、主要なソーシャルメディアの

  1. 有償パートナーシップによる投稿の名称(括弧内は日本語での表記)
  2. 投稿に付加される情報開示タグ(括弧内は日本語での表記)
  3. 参考リンク
は次の通り(7月13日現在)。

Meta (Facebook and Instagram)

  1. Branded Content(ブランドコンテンツ)
  2. Paid Partnership(タイアップ投稿)
  3. https://www.facebook.com/formedia/tools/branded-content

TikTok

  1. Branded Content(ブランドコンテンツ)
  2. Paid partnership(プロモーション)
  3. https://www.tiktok.com/creators/creator-portal/en-us/getting-paid-to-create/creating-branded-content-on-tiktok/

YouTube

  1. Paid Promotion(有料プロモーション)
  2. "This channel got money or free things to make this video" or "Includes paid promotion"(「このチャンネルは、動画制作のために金銭または無料のものを受け取っています」または「プロモーションを含みます」)
  3. https://support.google.com/youtube/answer/154235

現行のWOMJガイドラインは便益タグとして #タイアップ を認めているが、新ガイドラインは「タイアップ」という表記を認めていない。よって、メタのブランドコンテンツタグは、日本語表記が「タイアップ投稿」のままだと、新ガイドラインでは関係内容の明示が十分でないと判断されるか。

このブログの人気の投稿

Xが広告在庫をグーグルに開放か

X(旧ツイッター)が「Google Ad Manager」を使用して広告在庫の一部を販売するようだ。「ads.txt」に「google.com」が追加された。 X turns to Google to sell programmatic ads as it struggles to regain ad dollars https://adage.com/article/digital-marketing-ad-tech-news/x-turns-google-programmatic-ads-timeline/2515981

電通グループ、フラーと資本業務提携

電通グループがフラーに出資し、フラーは電通グループの持分法適用関連会社に。また、電通デジタルとフラーは業務提携。 フラー、電通グループと資本業務提携を締結し、 モバイルDXの推進に向け電通デジタルとの協業を加速 https://www.fuller-inc.com/news/2024/06/partnership-dentsu フラー社との業務提携を締結し新たなモバイルアプリ市場を創造 https://www.dentsudigital.co.jp/news/release/services/2024-0621-000165

ユーチューブ広告の視聴率、実態と乖離

GPによると、ユーチューブは「ながら視聴」されやすいため広告が注視されづらい。耳だけで聴取されやすい長尺ビデオは、広告管理画面上で視聴率(=視聴回数÷表示回数)が高めになっていて、実際の視聴実態と乖離しているという。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000006798.html