フェイスブックの言語設定に追加された関西弁を試用してみたが、落ち着かないのですぐに元に戻した。実用的とは思えず、フェイスブックが迷走を始めたようにさえ感じられた。しかし、外部サイトに埋め込むソーシャルプラグインなら、関西弁がふさわしいことがあるかもしれない。面白おかしいサイトなら、「いいね!」ボタンより「ええやん!」ボタンがなじみそうだ。逆に、堅苦しいサイトに「ええやん!」ボタンを置くのもおしゃれかもしれない。そんなわけで、このブログの「いいね!」ボタンもしばらく「ええやん!」にしてみる。JavaScript用のFacebook SDKの「js.src」の値に含まれる「ja_JP」を「ja_KS」に変更しただけ。
ザトレードデスクのレポートによると、消費者は「ウォールドガーデン(Walled Gardens)」より「オープンインターネット(Open Internet)」の利用時間が長く、ウォールドガーデンに広告費を集中させると機会を損失する可能性があるという。 オープンインターネットの未来 | The Trade Desk https://www.thetradedesk.com/jp/open-internet その指摘に間違いはない。しかし、もし「オープンインターネットはウォールドガーデンよりよいもの」と読み解くならそれは間違いで、オープンインターネットとウォールドガーデンのそれぞれに長所があると理解すべきだろう。「オープン」という言葉には、開放的で、民主的で、透明な印象があり、一方の「ウォールド」という言葉には、閉鎖的で、独占的で、不透明な印象がある。そのせいか、ウォールドガーデンが悪者扱いされることがあるが、ウォールドガーデンではプラットフォームが利用環境やデータを集中管理しているからこそ、ブランドは正確に、安全に、容易にマーケティングを行えている。 先日たまたま見かけたビデオで、ウォールドガーデンとオープンインターネットの長所短所を整理しているシーンがあるので紹介しておく。オープンインターネットの短所を要約すると「Not Easy」だ。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000035203.html