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1月, 2024の投稿を表示しています

ゲーム内広告、注視されても記憶されにくいか

電通はルーメンリサーチと共同で、ゲームに関連する複数形式の広告の注視度を調査した。「Twitch」でのライブストリーミング広告、「Activision Blizzard」でのリワードビデオ広告、「Anzu」でのゲーム内広告を評価した。形式ごとに違いはあるものの、総合するとゲーム関連広告の視認性と注視度は電通が過去に調査した他の広告のノーム値より高く、注視されるためのCPMも割安だった。一方、ブランド想起はノーム値を下回った。ゲーム内では利用者が注視すべき要素が多数あるため、広告は注視されても記憶されにくいのかもしれない。 Dentsu's Attention Economy Team Partners With Twitch Ads, Anzu, And Activision Blizzard To Measure Attention In Various Gaming Formats https://www.dentsu.com/us/en/media-and-investors/dentsu-attention-economy-team-partners

Pathmaticsの広告統計、日本市場の分析を強化

センサータワーのデジタル広告インテリジェンスサービス「Pathmatics」(センサータワーが2021年5月に買収)が、日本でフェイスブックとインスタグラムの広告の分析に対応。日本市場の分析を強化していくようだが、その他のプラットフォームへの対応計画は不明だ。 Sensor TowerのPathmaticsが日本のFacebookとInstagramの対応開始、日本市場のデジタル広告分析を強化 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000100064.html

日テレ、地上波広告のプログラマティック取引を計画

日本テレビ放送網は、地上波広告でインターネット広告と同じようにリアルタイムなプログラマティック取引を実現するプラットフォーム「ARMプラットフォーム」の開発を進めている。放送枠や素材の確定が放送の数秒前でよくなり、インターネット広告のように発注や素材の変更が柔軟に行えるようになる。視聴率でなくインプレッションでの広告取引、地上波広告とインターネット広告の統合在庫販売、地上波広告のリアルタイムなオークション取引を目指している。 https://www.ntv.co.jp/info/pressrelease/20231127.html

LiveRampがHabuを買収

ライブランプがハブを約2億ドルで買収すると発表。ウォールドガーデンもオープンウェブも横断したデータクリーンルームによるデータコラボレーションが実現するか。 LiveRamp Acquires Habu to Accelerate Data Collaboration with Enhanced Clean Room Technology https://liveramp.com/blog/liveramp-habu-accelerate-data-collaboration/ LiveRamp to Acquire Habu to Accelerate the Power of Data Collaboration https://liveramp.com/news/liveramp-to-acquire-habu-to-accelerate-the-power-of-data-collaboration/

CTVの視聴者、ショッパブルな体験を希望

LGアドソリューションズによると、CTVの視聴者はショッパブルな体験を望んでいる。同社がアメリカでコネクテッドテレビ視聴者を対象に調査したところ、53%は広告からすぐに商品を購入できることを望んでいて、63%はテレビで店舗や在庫を確認できることを望んでいた。 Half of CTV Users Wish All TV Ads Had a Seamless Option to Buy the Advertised Product https://lgads.tv/press_release/ctv-users-wish-tv-ads-had-seamless-option-to-buy/

検索エンジンとしてのTikTok

アドビが、検索エンジンとしてのティックトックの使用実態をアメリカで調査。ティックトックを検索エンジンとして使用したことがあると回答したのは41%。Z世代は64%がそう回答した。短くて有益なビデオ、独特のストーリーテリング形式、パーソナライズされたコンテンツなどが、旧来の検索エンジンに代わり消費者を引き付けている。コンテンツとしてはビデオチュートリアルが最も好まれており、製品やサービスのレビュー、個人的な体験談も人気がある。 Using TikTok as a Search Engine https://www.adobe.com/express/learn/blog/using-tiktok-as-a-search-engine

マイクロソフトが「Retail Media Creative Studio」を提供

マイクロソフトは、リテールメディアソリューション「Microsoft Retail Media」(旧称:PromoteIQ)を通じて、生成AIでディスプレイ広告を作成できる「Retail Media Creative Studio」を提供する。ウェブサイトや目的などを指定すると、ディスプレイ広告が生成される。 Boost your creativity and productivity with Retail Media Creative Studio powered by generative AI https://about.ads.microsoft.com/en-us/blog/post/january-2024/uplevel-your-creativity-with-retail-media-creative-studio-powered-by-microsoft-generative-ai

オードリーのオールナイトマック

日本マクドナルドが、ニッポン放送「オードリーのオールナイトニッポン」とコラボレーション。商品パッケージをスマートフォンのカメラで読み取ると、店内放送「オードリーのオールナイトマック」が再生される。 オードリーのオールナイトマック https://www.mcdonalds.co.jp/campaign/allnightmac/ https://www.mcdonalds.co.jp/company/news/2023/1226a/

スキップできない動画広告、その再生は価値ある視聴か

ティックトックとマグナは共同で、ビデオ広告の表示環境と効果の関連を調査した。「ビデオをスキップできる機能があるとより視聴体験に没入できる」という意見には73%、「スキップを選択できるビデオ広告はより積極的に視聴する」という意見には56%の視聴者が同意した。消費者は自分の体験をよりコントロールできる方が、ビデオ広告を視聴してエンゲージする可能性が高い。スキップさせず強制視聴させるビデオ広告は、再生や再生完了の指標では効果的に見えても、それが意図的で価値のある視聴なのかは疑わしい。調査では、適切な文脈に表示される広告(隣接コンテンツが適切)は、ブランドの好意や購入意向をより高めることも確認された。ティックトックで人気の上位4%のビデオに隣接して広告を表示できる「TikTok Pulse」は、強力なコンテンツハロー効果を期待できる。 The power of TikTok Pulse: How content adjacency drives impact https://www.tiktok.com/business/en/blog/power-of-tiktok-pulse

学研「インターネット広告のひみつ」無料公開

Gakkenが、令和6年能登半島地震の被災者支援を目的に、子ども向け電子書籍サービス「学研マナビスタライブラリー」を無料で公開。まんがでよくわかるシリーズの「インターネット広告のひみつ」も読むことができる。 まんがでよくわかるシリーズ「インターネット広告のひみつ」 https://ebooklibrary.gakken.jp/manabista/411/10caf5e370d6bfb7e95d2d1de38f1aca https://www.corp-gakken.co.jp/newsrelease/info/2024/01/05/5532.html

広告クリエイティブ生成AIツール「OneDesign」

OneAI(旧社名:人々)が、広告クリエイティブ生成AIプラットフォーム「OneDesign」を開発。日本語、英語、中国語に対応し、短時間で大量のバナー広告を生成するだけでなく、クリック率やコンバージョン率も予測する。 OneDesign https://one-design.ai/ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000052626.html

パブリッシャーの9割、同意取得前にデータを提供

コンプライアントの調査によると、アメリカで同意管理プラットフォームを利用しているパブリッシャーの91%は、同意取得前に消費者データを第三者に受け渡しているという。 Over 90% of US publishers found to be sharing comsumer data with third parties before consent https://newsdirect.com/news/over-90-of-us-publishers-found-to-be-sharing-consumer-data-with-third-parties-before-consent-130158906

リテールメディア広告費、2023年は3,625億円

CARTA HOLDINGSとデジタルインファクトによると、2023年のリテールメディア広告費は前年比122%の3,625億円。2024年は4,688億円と予測。リテールメディア広告の定義は前回の推計と異なる。 https://cartaholdings.co.jp/news/20231225_1/

全国メディアプロフィールサーベイ2023

電通は、ADKマーケティング・ソリューションズ、朝日新聞社、中日新聞社、日本経済新聞社、毎日新聞社と共同で「全国メディアプロフィールサーベイ2023」を提供。47都道府県の3万人強を対象とした主要メディアの接触動態調査。都道府県別の分析ができる類似の調査としては、ビデオリサーチが「全国新聞総合調査」(J-READ)を提供していたが、2021年度調査で終了していた。 https://www.dentsu.co.jp/news/business/2023/1222-010677.html

大広、INFRECTと業務提携

大広がINFRECT(旧社名:ゼロスタ)と業務提携。インフルエンサーとの共創による新たなマーケティング支援サービスを開発する。 https://www.daiko.co.jp/daiko-topics/2023/12211000007297

小学館が「美的DSP」を提供

小学館が美容感度の高い消費者に広告を配信できる「美的DSP」を提供。「美的.com」をはじめ、小学館の女性誌系メディアの美容関連ページへの訪問データを活用して広告を配信できる。 https://adpocket.shogakukan.co.jp/adnews/6785/

ネット広告費、2023年度に3兆円超へ

矢野経済研究所によると、日本の2023年度のインターネット広告費は前年度比106.3%の3兆1,180億円の見込み。2027年度には4兆円を超えると予測。 https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3422