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ソーシャルハブに注目

各種ソーシャルメディアに散在しているコンテンツ(ブランドおよび消費者による投稿)を、アカウント・キーワード・ハッシュタグを手掛かりに収集し(アグリゲーション)、選別して整理し(キュレーション)、オウンドメディアに掲載するソリューションに注目している。ソーシャルメディアのコンテンツをオウンドメディアに集約した拠点を「ソーシャルハブ」と呼ぶこともあるようだ。ソーシャルハブを構築するソリューションとしては、日本ではアライドアーキテクツの「Social-IN」、シャトルロックジャパンの「Shuttlerock」、日本サードパーティの「Wayin」がある。海外を含めると10社以上がソリューションを提供していそうだ。
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Bazaarvoice Curations
http://www.bazaarvoice.com/solutions/curations/
Capture
https://capture.com/
Chute
http://www.getchute.com/
Elfsight
https://elfsight.com/
EmbedSocial
https://embedsocial.com/
https://embedsocial.jp/
EngageSciences
http://www.engagesciences.com/
Friend2Friend SocialFusion
http://www.friend2friend.com/
hashcollé
https://hashcolle.jp/
imstream
https://imstream.jp/
Livefyre
http://web.livefyre.com/
Offerpop
https://www.offerpop.com/
Olapic
https://www.olapic.com/
Ownly
http://ownly.jp/
Piqora Olapicが買収(2016年3月)
http://www.piqora.com/
Postano
http://www.postano.com/
RebelMouse
https://www.rebelmouse.com/
Shuttlerock
https://www.shuttlerock.com/
https://www.shuttlerock.co.jp/
SmartHash
http://hash.smartpr.jp/
Social Board
http://www.thesocialboard.com/
Social-IN
https://www.aainc.co.jp/service/social-in/
Spredfast
https://www.spredfast.com/
Stackla
http://stackla.com/
Strea.ma
http://strea.ma/
Tagboard
https://tagboard.com/
TagLive
http://taglive.jp/
TagMagic Widget
https://tagmagic.info/widget/
Tagtoru
http://tagtoru.tokyo/
TapIt
http://tapit.to/
Tint
http://www.tintup.com/
TwoGood
http://twogood.jp/
visumo
https://visumo.asia/
Wayin
http://wayin.com/
http://www.jtp.co.jp/service/wayin/special/index.html
Yotpo
https://www.yotpo.com/
Zoomph
https://zoomph.com/
キャンつく
https://pick-tools.com/
#タグコ
http://tagco.me/
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アグリゲーションの対象となるソーシャルメディアの種類、キュレーションやビジュアライズの機能、そしてレポーティングの機能に、それぞれのツールの特徴があるようだ。レベルマウスが機能を限定した無料版を提供していたので、それを使用してソーシャルハブを試作してみた。
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試作してみたソーシャルハブ(キーワード「広告」を含むツイート、および「インターネット広告のひみつ」によるフェイスブックへの投稿を表示)
https://www.rebelmouse.com/netadreport/
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なぜソーシャルハブに注目しているのか。ブランドは複数のソーシャルメディアに投稿している情報を、ソーシャルハブに集約して消費者に紹介することができる。それはブランドによるソーシャルメディアの投稿をさらに露出させる機会、および新たなファンやフォロワーを獲得する機会となる。ソーシャルハブを用意すれば、更新が停滞しがちなブランドサイトに新鮮なコンテンツをそろえておくことができる。消費者による投稿も集約すればブランドの人気を可視化でき、写真投稿コンテストなどを併催すればそれはさらに活性化できる。消費者による投稿はブランドによる投稿より共感されやすく、ブランドへの好意や購買意向の形成に寄与する。また、消費者の投稿を尊重する姿勢がブランドの評価を高める。自分の投稿がブランドから承認され、露出と共有の機会を提供されることが、消費者には報酬となる。それがブランドへの忠誠につながり、次の投稿、次の共鳴を呼び起こす。
追記(2014年11月27日):「Livefyre」を追加。
追記(2015年6月12日):「Olapic」を追加。
追記(2015年7月3日):「EngageSciences」「Ownly」「Tagboard」を追加。
追記(2015年10月16日):「Piqora」を追加。
追記(2015年10月18日):「Tagtoru」を追加。
追記(2015年10月29日):「Strea.ma」を追加。
追記(2016年5月12日):「Offerpop」「Spredfast」を追加。
追記(2016年6月16日):「Piqora」を削除。
追記(2016年6月22日):「Zoomph」を追加。
追記(2016年6月25日):「キャンつく」を追加。
追記(2016年8月22日):「SmartHash」を追加。
追記(2016年8月29日):「TagLive」を追加。
追記(2016年8月30日):「Yotpo」を追加。
追記(2016年10月26日):「Capture」を追加。
追記(2016年11月15日):「#タグコ」を追加。
追記(2017年8月12日):「Chute」「TapIt」を追加。
追記(2017年8月18日):「TagMagic Widget」を追加。
追記(2018年2月15日):「TwoGood」を追加。
追記(2018年3月19日):「hashcollé」を追加。
追記(2020年8月26日):「visumo」を追加。
追記(2020年11月13日):「imstream」を追加。
追記(2021年3月8日):「Elfsight」を追加。
追記(2023年3月29日):「EmbedSocial」を追加。

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