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12月, 2022の投稿を表示しています

広告に隣接するツイートの制限が可能に

ツイッターは、広告が表示される環境の安全性や適合性を高めるため、広告に隣接するツイートを制限できる「Adjacency Controls」機能の提供を開始した。広告主は、アカウントごとに除外キーワードを1,000個まで指定でき、タイムラインでそのキーワードを含むツイートの前後に広告が表示されることを回避できる。まずは英語のみへの適用だが、他言語にも広げる予定。これは広告の入札前の制御だが、入札後のブランドセーフティーについては、まもなくダブルベリファイとインテグラルアドサイエンスにより報告できるようになるという。 Adjacency Controls & 3rd-Party Measurement: Giving advertisers more control over where ads appear https://business.twitter.com/en/blog/adjacency-controls-third-party-measurement.html 「インターネット広告のひみつ」が管理する環境では、この「Adjacency Controls」機能をまだ確認できていない。ツイッターの広告関連機能は、ブランドセーフティー領域を含めて競合プラットフォームより遅れている印象だが、マスク氏による買収で広告主離れが発生したことを受け、ブランドセーフティーへの取り組みが加速したか。メタやティックトックはインベントリフィルターを提供しているが、メタのインベントリフィルターはフィードには適用されない。メタは一部の地域でインストリームでのトピック除外を提供しているが、フィードでのトピック除外は一部の広告主に試験提供しているだけで、またトピックはキーワードほど細かく指定できない。それらを考慮すると、ツイッターの「Adjacency Controls」は興味深い。

アマゾン広告の基礎

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムによる解説が分かりやすい。 Amazon基礎編 https://solutions.dac.co.jp/blog/amazon_basic_1 https://solutions.dac.co.jp/blog/amazon_basic_2 Amazon広告基礎編 https://solutions.dac.co.jp/blog/amazonads_basic_1 https://solutions.dac.co.jp/blog/amazonads_basic_2 https://solutions.dac.co.jp/blog/amazonads_basic_3 https://solutions.dac.co.jp/blog/amazonads_basic_4 アマゾンとしても学習コンテンツを提供している。 Amazon Ads https://advertising.amazon.com/ 学習コンソール https://advertising.amazon.com/ja-jp/resources/learning-console

2023年のデジタル広告、勝者はアマゾンとアップルか

インサイダーインテリジェンスが2023年のアメリカのデジタル広告売上を企業別に予測。勝者はアマゾンとアップルか。アップルは検索広告以外にも広告ビジネスを広げてくるか注目したい。 Who will win digital advertising’s ‘Game of Thrones’? https://www.insiderintelligence.com/content/who-will-win-digital-advertising-s-game-of-thrones

あなたはゴキブリですか?

「ゴキブリ視点」のインスタグラムが話題となったアース製薬が、ゴキブリ専用サイトを公開。 新しいサイトできたんだけど この二択よ https://t.co/5EQ890WSK4 pic.twitter.com/eh0tK8v0rG — アース製薬株式会社🌏 (@EarthOfficialJP) December 27, 2022 アース製薬からの脱走 https://www.earth.jp/welcome-g/ https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2212/27/news156.html

ゼロクリックコンテンツ(Zero-Click Content)

クリックされることを前提とせずにコンテンツや広告を用意することが、ますます重要になってくるのではないか。デジタル広告は面積や時間に限りがあるので、ランディングページとの組み合わせでコミュニケーションが成立するように設計しがちだが、広告は滅多にクリックされない。クリックでなくインプレッションを重視した施策でも、結局はクリックの微々たる増減(例:1,000回に1回を想定していたが2回もクリックされた)に一喜一憂していないだろうか。 インスタグラムやティックトックでは、通常の投稿に外部へのリンクを設定できない(広告、リンクステッカー、ショッピングタグなどを除く)。それらのプラットフォームの利用者は、プラットフォームから離脱せずにコンテンツを連続して消費することに慣れており、その体験を中断して外部に遷移させようとする広告は、異質で歓迎されない存在かもしれない。 消費者が広告をクリックするとどうなるか。昨今はプライバシーポリシーやクッキーの受け入れに同意するかを選択するポップアップが表示される。消費者に選択権があるのはすばらしいことなのだろうが、意味不明なわずらわしい儀式と感じて毎度モヤモヤしている消費者もいそうだ。 グーグルなどの検索も進化している。キーワードやフレーズにもよるが、検索結果画面に回答へのリンクを羅列するだけでなく、検索の意図を読み取って回答そのものを表示するようになっている。検索結果画面で正解が分かれば、クリックしてその先を確かめなくてよい。 コンテンツや広告は飽和しており、消費者は時間がない。2022年の「日経MJヒット商品番付」で、東の横綱は「コスパ&タイパ」となった。クリックしてもらうことは、どんどん難しくなっている。クリックされることを前提とせず、価値を凝縮して端的に提示すること、無駄に時間を奪わないことが求められる。 Zero-Click Content: The Counterintuitive Way to Succeed in a Platform-Native World https://sparktoro.com/blog/zero-click-content-the-counterintuitive-way-to-succeed-in-a-platform-native-world/

デジタル広告のアテンションと測定

デジタル広告がビューアブルであることの先に求められるのは、アテンション。視認できるように表示されたかでなく、注目されたか。アテンションは新しい概念ではないが、デジタル広告のアテンションとは何で、いかに測定するのか、必ずしも普遍的な理解があるわけではない。海外では少し議論が先行しているようで、直近でイギリスとオーストラリアのIABが資料を公開している。 Understanding attention in digital advertising https://www.iabuk.com/attention Industry First Review Finds Ad Attention Metrics Valuable But Not A Silver Bullet https://iabaustralia.com.au/news/industry-first-review-finds-ad-attention-metrics-valuable-but-not-a-silver-bullet/