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消費者は広告メディアとしてのSNSを評価

日本新聞協会が、2024年9月から10月に実施した「多メディア時代における新聞の役割とメディア接触者の動向調査」の結果を発表。同名の調査は前年も実施されていて、結果は似た傾向。今回の報告書では、メディア別の広告評価について、インターネット広告の内訳として「ニュースサイト・アプリ」「ポータルサイト・検索」「SNS」「動画共有プラットフォーム」の評価を確認できる。18項目中11項目で「SNS」の評価が最も高い。 https://www.pressnet.or.jp/adarc/data/report/
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TikTokのCPMが下落

アドロールによると、ティックトックの広告のCPMが下落している。ティックトックのアメリカにおける不確実性の高まりを受け、広告主が予算配分を見直しているとみられる。2025年1月のティックトックのCPMは、前年同月より80%下落したという。ピンタレストのCPMは120%増加し、メタのCPMは安定しているという。 Uncertainty Over TikTok's Future Drives CPMs Down 80% While Pinterest Gains Ground, AdRoll Reports https://www.prnewswire.com/news-releases/uncertainty-over-tiktoks-future-drives-cpms-down-80-while-pinterest-gains-ground-adroll-reports-302398635.html

一時停止広告の可能性

ストリーミングコンテンツの一時停止画面は、新たな広告収益化の機会として注目されている。一時停止画面に挿入される広告は、広告主および視聴者にとってどのような価値があるのか。コンテンツの一時停止を決断をするのは視聴者であり、視聴者主導で作られる機会であるため、通常のインストリーム広告と比較して一時停止広告は押しつけがましくなく、受容されやすいかもしれない。しかし、一時停止するということは、画面を注目できない状況が生まれているわけで、そこで広告を表示しても注目されないかもしれない。一方で、停止でなく一時停止を選択するということは、コンテンツへの興味は途切れておらず一瞬も見逃したくないという心理の表れであり、そこで広告は有効に機能するかもしれない。そのように考察を巡らすと、一時停止広告として効果的なクリエイティブやメッセージも導かれるだろう。 As pause ads charm streamers like Peacock and Netflix, advertisers weigh their value https://www.emarketer.com/content/advertisers-delving-pause-ads-here-s-how-streamers-selling-them ハイネケンがネットフリックスで展開した一時停止広告の事例。一時停止のたびにバーが開かれるようにして、注文も受け付けた。 Heineken - Streaming Bar https://www.le.pub/?campagna=streaming-bar

ニールセン調査、Instagram利用者数がXを抜く

ニールセンデジタルがソーシャルメディアの利用状況を発表。月間利用者数はインスタグラムがXを抜いた。 ニールセン、デジタルコンテンツ視聴率のMonthly Totalレポートによるソーシャルメディアの利用状況を発表 https://www.netratings.co.jp/news_release/2025/03/Newsrelease20250319.html

欧州IAB、リテールメディアの定義を再整理

IABヨーロッパが、リテール&コマースメディアの定義を要約した資料を公開した。用語集も更新。リテールメディアとコマースメディアの二語を、ほぼ共通の概念としてあまり区別せずに使用するようになった。 IAB Europe's Retail & Commerce Media Definitions One Pager https://iabeurope.eu/knowledge_hub/iab-europes-retail-commerce-media-definitions-one-pager/ IAB Europe’s Updated Retail & Commerce Media Glossary - March 2025 https://iabeurope.eu/knowledge_hub/iab-europes-updated-retail-commerce-media-glossary-march-2025/ リテール&コマースメディアの定義を和訳すると次の通り。 リテール&コマースメディア:リテールメディアネットワークを含むコマースメディアネットワークは、自社プラットフォームの内外を問わず、ブランドや小売業者が消費者の購買検討過程を通して商品やサービスを訴求することを可能にする。コマース/リテールデータを、計画・実施・測定に使用する。オンサイト、オフサイト、インストアの幅広い施策が含まれる。 オンサイトリテールメディア:コマースプラットフォームや小売業者のプロパティ上で販売される広告。コマースプラットフォームや小売業者が所有し運営しているウェブサイトやアプリがその典型。スポンサードプロダクトやスポンサードディスプレイなど。 オフサイトリテールメディア:コマースプラットフォームや小売業者が所有・運営するウェブサイトやアプリ以外の第三者パートナーの広告在庫に、小売業者のデータを連携して使用する。 インストアリテールメディア:計画・実施・測定に小売業者のデータを使用する店舗内の広告。

ヤフー検索経由の特定サイト訪問者をターゲティング可能に

LINEヤフーは、「Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)」のオーディエンスリスト「高度なセグメント」に、URLを登録できるようにした。URL(広告主のウェブサイトでなくてもよい)を登録すると、「Yahoo! JAPANの検索結果から登録したURLとその下層のURLに訪問したユーザー」がリストに蓄積され、広告配信に利用できる。 オーディエンスリスト「高度なセグメント」にURLを追加 https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250304/ 高度なセグメント https://ads-help.yahoo-net.jp/s/article/H000044833?language=ja#c04-5

TikTokが禁止されれば、予算はInstagramへ

WARCがティックトックについて分析したレポート「Platform Insights: TikTok 2025」を作成。アメリカでティックトックの禁止措置が実現しないと仮定した場合、世界のティックトックの広告収入は2025年に324億ドルに達し、ソーシャル広告費全体の11%を占めると予測している。ティックトックが禁止されると、最も恩恵を受けるのはインスタグラムで、ユーチューブやスナップにも支出が流れるという。 Platform Insights: TikTok 2025 https://www.warc.com/content/paywall/article/Warc-Data/Platform_Insights_TikTok_2025/en-GB/159437 https://www.mediapost.com/publications/article/403921/if-not-banned-this-year-tiktok-ad-spend-projected.html