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ノンエンデミック広告費、2024年は541億円

Roktがデジタルインファクトと共同でノンエンデミック広告市場を調査。ノンエンデミック広告は、「リテールメディア広告の一形態であり、特定のECサイトやアプリ上で商品やサービスを販売していない企業が、そのECサイトやアプリ上に出稿する広告」と定義されている。2024年の日本のノンエンデミック広告費は前年比28%増の541億円の見通し。 Rokt、リテールメディアの新潮流を占うノンエンデミック広告市場調査を発表 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000059870.html
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TikTokのCPMが上昇傾向

イーマーケッターは、2024年のアメリカのティックトック広告費を104億2,000万ドルと予測していて、それはメタ(646億3,000万ドル)の約16%に相当する。ティックトックのCPMの上昇率は競合よりも大きく、メタとの価格差は縮小してきているという。エンゲージメントも向上しているから問題ないとの声もある。 TikTok’s CPM rates are gaining ground on Meta’s https://www.emarketer.com/content/tiktok-cpm-rates-gaining-ground-on-meta Social Ad CPMs Forecast 2024 https://www.emarketer.com/content/social-ad-cpms-forecast-2024

テレビ広告のプログラマティック取引を実現する「BROAD+」

ソニーマーケティングは、地上波放送局と連携してテレビ広告のプログラマティック取引を実現する広告配信サービス「BROAD+」を提供する。まずは日本テレビと接続。ソニーが保有するテレビ視聴データでプランニングできる。 https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/202412/24-1202/ 追記(2024年12月13日):AJAは、この「BROAD+」とのシステム連携により、地上波テレビ広告を買い付けて運用するサービス「ミエルTV」を提供する予定。 https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=31101

日テレ、地上波広告枠のリアルタイム入札を準備

日本テレビ放送網は、地上波テレビ広告でもリアルタイムなプログラマティック取引を行えるよう「アドリーチマックス(Ad Reach MAX)」プラットフォームの開発を進めている。2025年4月からの運用開始を予定している「AdRM-Exchange」は、DSPなどから放送直前(最短で放送3秒前)のリアルタイム入札を受け付けるという。 https://www.ntv.co.jp/info/pressrelease/docs/20241203-1.pdf

アルゴリズム主導の広告が成長

電通グループの「世界の広告費成長率予測(2024~2027)」によると、アルゴリズム主導の広告(algorithmically-enabled ad spend)が世界の広告市場の成長を牽引するという。 電通グループ、「世界の広告費成長率予測(2024~2027)」を発表 https://www.group.dentsu.com/jp/news/release/001375.html 総広告費に占めるアルゴリズム主導の広告の割合は、2024年には59.5%、そして2027年には79.0%にも達する見通しであり、今後のメディア戦略に大きな影響を与え、市場の成長を大きく牽引します。 アルゴリズム主導の広告(費)は、英語では「algorithmically-enabled ad spend」と表現されている。レポートには「algorithm-driven」「algorithm-led」という表現もある。 Global Ad Spend Forecasts 2025: 5.9% Growth Predicted as Algorithmic Strategies Reshape Media Investments https://www.dentsu.com/uk/en/media-and-investors/global-ad-spend-forecasts-2025-5.9-percent-growth-predicted-as-algorithmic-strategies-reshape-media-investments As the industry enters what dentsu identifies as the algorithmic era, data-enabled advertising will increasingly shape media strategies, with algorithmically-enabled ad spend forecasted to reach 79.0% of total ad spend by 2027. Ad Spend Dec 2024 - dentsu Global Ad Spend Forecasts Dec 2024 https://insight.dentsu.com/ad-sp...

ザトレードデスク、ストリーミングTV向けOSを開発

ザトレードデスクがストリーミングTV向けOS「Ventura」を開発。ストリーミングTV広告のサプライチェーンの競争力と透明性を確保するためには、OSを開発するところからのアプローチが必要だったということか。 The Trade Desk Announces Ventura, a Revolutionary Streaming TV Operating System https://www.thetradedesk.com/us/news/press-room/the-trade-desk-announces-ventura https://www.thetradedesk.com/us/ventura-streaming-tv-os https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000035203.html

Xがパブマティックに広告在庫を開放

Xが広告販売パートナーにパブマティックを追加したようだ。「ads.txt」を開くと、これまでの「inmobi.com」と「google.com」に加えて「pubmatic.com」を確認できる。インスタグラムやティックトックなどと互角に競争することが難しいため、パブマティックなどを通じてソーシャルメディア向け以外(オープンインターネット向け)の広告予算を獲得しようとしていると考えられる。 Elon Musk's X has signed up a new adtech partner as it looks to boost advertising revenue https://www.businessinsider.com/x-signed-up-pubmatic-as-partner-to-sell-its-ads-2024-11 ところで、消費者としてXを利用していると、このところ同じ広告が連続して表示されることが多い(いくつかの投稿を挟んで同じ広告が何度も表示される)。そのような広告は、返信やリポストといったネイティブ機能がないため、外部パートナーから配信されている。広告主の意図に反していると思われるので、改善を期待したい。次の記事のように、広告の品質が低下しているとの声が多いのも懸念される。 「Xの広告が変になってる」は本当か 流れてきた広告500件を集計して確かめてみた 見えてきた傾向 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2412/02/news163.html 一方で、有料サービスへの加入を推進するXにとっては、広告にうんざりする利用者が増えたり広告収益が減少したりすることは想定していて、ネガティブなことではないのかもしれない。 もう広告にはうんざりですか? — Premium (@premium) October 31, 2024 プレミアムプラスにサブスクライブして、Xのユーザー体験をよりスムーズに。 — Premium (@premium) October 31, 2024