2006年4月26日、インサイトエクスプレスとマーケティングエボリューションは、インターネット広告の効果を他メディア、特にテレビ広告のそれと比較しやすくするシステムを発表したようだ。両社サイトでまだ紹介されていないため詳細は不明だが、名称は「ADI Plus」。インサイトエクスプレスの広告効果測定サービス「Ad Insights」とマーケティングエボリューションの広告到達推測サービス「I GRPs」を組み合わせたものらしい。後者は、コムスコアのオーディエンス測定データを分析することによって、インターネット広告のリーチおよびフリークシンシーを地域ごとに算出するもののようだ。日本でも、地域ごとに販売されているテレビ広告と全国に到達するインターネット広告の効果を比較しづらい状況はアメリカと同じ。残念ながら、日本ではそれを無視して両者の優劣を比較している調査が目立つ。
LINEヤフーが、「Yahoo!広告 ディスプレイ広告」で「計測タグ」と「新しいコンバージョンAPI」の提供を開始。「コンバージョン測定タグ」や「サイトリターゲティングタグ」などの現行タグ、および従来のコンバージョンAPIは引き続き利用できるが、将来は提供を終了する予定であり、今後は「計測タグ」と「新しいコンバージョンAPI」の利用が推奨される。「計測タグ」はひとつのタグ(グローバルスニペットとイベントスニペット)で計測したイベントデータを複数の目的で活用できるため、現行タグより管理を簡素化できる。 計測タグと新しいコンバージョンAPIの提供開始について https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250623/ 計測タグについて https://ads-help.yahoo-net.jp/s/article/H000054772 コンバージョンAPIについて https://ads-help.yahoo-net.jp/s/article/H000055044