スキップしてメイン コンテンツに移動

設定60秒、月額10ドルでコンバージョンAPI

サーバーサイドトラッキングを支援するステイプは、メタのコンバージョンAPIゲートウェイも提供している。最も簡単に安くコンバージョンAPIを導入できる手段ではないだろうか。タグの貼り替えなどのコーディングは不要、AWSの手配も不要で、月額10ドルからコンバージョンAPIを利用できる(単一ピクセルかつ1,000万イベントまでなら10ドル、複数ピクセルまたは2億イベントまでなら100ドル)。送信するイベントは選定できるので、コンバージョンのみを送信するなら月額10ドルのプランで十分なケースは多いだろう。日本でもイルグルム「CAPiCO」やグラフトンノート「C-POP」など安価なサービスはあるが、それと比較しても桁違いに安い。

手軽にMetaコンバージョンAPIゲートウェイを実装 - Stape
https://stape.io/ja/fb-capi-gateway
Conversions API Gateway: MetaのConversions APIを最も簡単に実装する方法
https://stape.io/ja/blog/facebook-conversions-api-gateway-the-easiest-way-to-implement-fb-capi

ステイプによると60秒で設定できるとのこと。試しに設定してみたところ、60秒は無理でも10分もかからずに設定でき、直後からイベントの送信を確認できた。7日間は無料で試用できる。

ステイプのこのサービスは、次の通りメタのウェブサイトでも紹介されているため、安心して利用できそうだ。

StapeでコンバージョンAPIゲートウェイを設定する方法を解説
https://www.facebook.com/business/learn/video/conversions-api-stape

もちろん、サーバーサイドトラッキング(コンバージョンAPI)はメタだけでなく複数プラットフォームについて対応すべきなので、コンバージョンAPIゲートウェイが最善とは思わない。ステイプはコンバージョンAPIゲートウェイとは別に、サーバーサイドGTMのホスティングも提供していて、それなら複数プラットフォームに対応できる。

このブログの人気の投稿

Xがハッシュタグを含む広告を停止

Xは6月27日より順次、ハッシュタグを含む広告を停止へ。イーロンマスク氏は、以前からハッシュタグ不要論を唱えていた。 X広告をご利用いただいている広告主様および広告代理店様 Xではより快適なプラットフォーム体験の向上を目的として、本日2025年6月27日より順次、ハッシュタグを含むX広告の配信を停止いたします。ハッシュタグを含むX広告の配信は2025年6月27日深夜24時までに全て停止される可能性がございます。… — Business Japan (@BizJP) June 27, 2025 Starting tomorrow, X Ads can no longer contain hashtags. X’s user recommendation system has been improved with new capabilities powered by xAI's services, rendering hashtags unnecessary for effective engagement. This change is designed to optimize the experience and performance… https://t.co/RrohJdbQ95 — Business (@XBusiness) June 27, 2025 Starting tomorrow, the esthetic nightmare that is hashtags will be banned from ads on 𝕏 — Elon Musk (@elonmusk) June 26, 2025 Please stop using hashtags. The system doesn’t need them anymore and they look ugly. https://t.co/GKEp1v1wiB — Elon Musk (@elonmusk) December 17, 2024

経産省、透明化法の規制対象にTikTokを追加

経済産業省は、「特定デジタルプラットフォームの透明性及び公正性の向上に関する法律」に基づき、デジタル広告分野の規制対象事業者にティックトックを追加で指定した。ティックトックの2024年度の国内広告売上高が、政令で定める規模(1,000億円)以上になったため。これによりデジタル広告分野の規制対象事業者は、グーグル、メタ、LINEヤフー、ティックトックの4社に。 TikTok Pte. Ltd.を「特定デジタルプラットフォームの透明性及び公正性の向上に関する法律」の規制対象事業者として指定しました https://www.meti.go.jp/press/2025/06/20250627002/20250627002.html X(旧ツイッター)が2022年に株式を非公開化してから同社の日本での売上は不明だが、今回の指定によりティックトックの国内広告売上がXのそれを上回っていることが明らかになった。