サイバーエージェントの須田伸氏の著書「次世代広告進化論」をいただいた。内容は日経ビジネスオンラインの連載「Web2.0(笑)の広告学」を加筆したもの。「コミュニケーションの未来は、きっと、もっと、面白い」と思わせてくれる。著名人ブロガーが「編集されない自分」としてブログの価値をとらえているという解説、およびブロガーの「自分語り」という感情の解説には共感した。この「インターネット広告のひみつ」のブログをとってみても、編集長は自分であり内容について誰からの指図も受けない。このブログは日記ではないので自分を語ることはないが、何をどう書くか、それは自己表現といえよう。コミュニケーションのパラダイムシフトに正しく対応するためには、それを突き動かしている人間の感情に迫らなければいけないと感じた。
2004年6月15日、ホットリンクはブログをテキストマイニングして利用者の興味に合わせた広告を配信するシステムを発表。同日にリニューアルされたドットシティで広告配信を開始。行動履歴(訪問したサイト、頻度、滞在時間など)もターゲティングに反映させるという。