スキップしてメイン コンテンツに移動

ハードディスク、三途の川から生還

ハードディスクの破損によりブログの更新が滞った。それは貴重な体験だったため、このブログのテーマからやや反れるが、公共の福祉のために記載しておく。
------------------------------
「ハードディスク 復旧」などと検索すると、データ復旧の専門業者の検索連動型広告が並ぶ。絶望の淵で藁をもつかみたい状況とあって、広告が貴重な情報に見えた。まれにみるほど広告をクリックした。データ復旧には、最低でも5万円前後かかるようだ。しかし、あまりに多数のデータ復旧会社があることから、逆に考えた。超高度な専門知識がなくても復旧作業を行えるのではと。そこで、広告でなく純粋な検索結果を掘り下げていった。2ちゃんねるやブログから希望の光が差してきて、絶望の淵から自力ではいあがることができた。以下に復旧過程を記録しておく。
------------------------------
【発生した問題と初動措置】 PCは Dell OptiPlex 320。OSは Windows Vista。購入からわずか3ヶ月だが、処理速度が突然に極端に低下、画面がブルーバックに。セーフモードでも起動せず、カーソルが点滅するのみ。異音などはなし。ハードディスクの簡易診断(Hard Drive Diagnostics)では「Fail」。新品のハーディディスクを取り寄せて交換。OSなどを再インストール。
【ハードディスクを再接続】 破損したハードディスク(Seagate ST3160815AS)をハードディスクケース(Groovy SATA2-CASE3.5)に収納してUSBでPCに接続。パーテイションを区切っていたので、システム領域以外のデータは救出。システム領域は「ディスク構造が壊れているため、読み取ることができません」と表示されてしまい、アクセスできず。
【チェックディスクによる修復】 そこで管理者モードでコマンドプロンプトを立ち上げ、「chkdsk x: /f /r」を実行。「マスタ ファイル テーブルが壊れています」というメッセージの後、回復しようとするが「マスタ ファイル テーブルを回復できません。CHKDSK を中止します」と失敗。
【ソフトウェアによる復元】 問題を抱えたハードディスクをいじることに危険を感じて、データ復旧ソフト(R-Studio データレスキュー PRO)を利用してアクセスできないドライブのイメージファイルを作成。そのイメージファイルをスキャンして、認識できたファイルを復元。約95%のデータは救出。

このブログの人気の投稿

Xがハッシュタグを含む広告を停止

Xは6月27日より順次、ハッシュタグを含む広告を停止へ。イーロンマスク氏は、以前からハッシュタグ不要論を唱えていた。 X広告をご利用いただいている広告主様および広告代理店様 Xではより快適なプラットフォーム体験の向上を目的として、本日2025年6月27日より順次、ハッシュタグを含むX広告の配信を停止いたします。ハッシュタグを含むX広告の配信は2025年6月27日深夜24時までに全て停止される可能性がございます。… — Business Japan (@BizJP) June 27, 2025 Starting tomorrow, X Ads can no longer contain hashtags. X’s user recommendation system has been improved with new capabilities powered by xAI's services, rendering hashtags unnecessary for effective engagement. This change is designed to optimize the experience and performance… https://t.co/RrohJdbQ95 — Business (@XBusiness) June 27, 2025 Starting tomorrow, the esthetic nightmare that is hashtags will be banned from ads on 𝕏 — Elon Musk (@elonmusk) June 26, 2025 Please stop using hashtags. The system doesn’t need them anymore and they look ugly. https://t.co/GKEp1v1wiB — Elon Musk (@elonmusk) December 17, 2024

経産省、透明化法の規制対象にTikTokを追加

経済産業省は、「特定デジタルプラットフォームの透明性及び公正性の向上に関する法律」に基づき、デジタル広告分野の規制対象事業者にティックトックを追加で指定した。ティックトックの2024年度の国内広告売上高が、政令で定める規模(1,000億円)以上になったため。これによりデジタル広告分野の規制対象事業者は、グーグル、メタ、LINEヤフー、ティックトックの4社に。 TikTok Pte. Ltd.を「特定デジタルプラットフォームの透明性及び公正性の向上に関する法律」の規制対象事業者として指定しました https://www.meti.go.jp/press/2025/06/20250627002/20250627002.html X(旧ツイッター)が2022年に株式を非公開化してから同社の日本での売上は不明だが、今回の指定によりティックトックの国内広告売上がXのそれを上回っていることが明らかになった。