2006年6月19日、自動車専門の広告配信ネットワークであるジャンプスタートオートモーティブメディアとバリュークリックが、行動ターゲティング広告について提携を発表した。ジャンプスタートのネットワークで自動車のウェブサイトを訪問したひとがバリュークリックのネットワークのウェブサイトを訪問したとき、自動車の広告をリターゲティングすることができる。バーティカル(縦割りの・垂直な)な広告ネットワークとホーリゾンタル(横割りの・水平な)な広告ネットワークが手を組むのは、これまでになかった新しい動きとして注目される。
電通デジタルの三谷壮平氏が、データクリーンルームを解説。 Ads Data Hubとは何か?その活用の可能性を探る(第1回) https://www.dentsudigital.co.jp/topics/2021/1005-001050/ Data Clean Roomの魅力と、最大限にその価値を引き出す活用のポイント(第2回) https://www.dentsudigital.co.jp/topics/2021/1012-001058/ 電通デジタルのData Clean Roomソリューション(第3回) https://www.dentsudigital.co.jp/topics/2021/1026-001073/ Data Clean Roomと外部データを連携した分析のさらなる広がり(第4回) https://www.dentsudigital.co.jp/topics/2021/1102-001086/ 以下は要約。 データクリーンルームは、広告プラットフォーム事業者の提供する次世代型レポーティングの仕組み。プラットフォーム側が用意したクラウド環境上で、プラットフォーム内部の広告配信ログデータに外部データを掛け合わせて分析できる。 重複リーチの分析、プラットフォーム保有属性での分析、独自指標でのアトリビューション分析、最適予算配分の分析などに利用できる。 広告をクリックしてウェブサイトに来訪する以前のインプレッション情報(プラットフォーム内にしかない広告接触データ)を分析できることが価値。 データクリーンルームについては、電通の前川駿氏による発信も目立つ。